少年サッカーに長く携わるある人が良く言うのが、


『あの子は3だな』


『このチームは3.5だな』



聞く人の受けとり方によっては不快になってもおかしくない話し。



その人はサッカーチームや選手を評価する時に学校で言う

『五段階評価』


をするのである。


柔らかい言い方をする時もあるが

例→
3.5は中の上
4は上の下

本質は同じである。

人生経験を積み重ねて来たのか、その言い回しに慣れたのかは分からないが、最近はその様な評価を基準に指導を考えた方が


『しっくり』


来る様になった。


指導を始めた頃、私の指導を見て


『普通だな』


と言われたことがあるが、その時はムッとしたものだ。


ただ、評価してくれた人が現湘南ベルマーレの前身、フジタ工業SCの監督さんで、当時コーチをしていたチームのアドバイザーをされていた人。

私もまだ駆け出しの頃。

当時の監督には


『駆け出しの今の実力を普通と言われたのだから喜ぶべきだ』

と言われたのを思い出す。


『おまえは選手のモチベーションを上げるのが上手い』


『子供の話を聞きながらやるスタイルでいいコーチだ』


と評価されたのも今の自分の基礎になっている部分でもある。


『おまえはコーチとしては1流かもしれないが、社会人としては4流だ』


と厳しく評価された時もある(これはまた別の人に)




でもそれらは今の自分の糧になっていて、基準になっている事も間違いない事実だ。


私は自身に評価を下される事は嫌いではない。


寧ろ、周りの人からその様に言われる自分で有り続けたいと思っている。


それは何故か




そこはハッキリ分かっている。




『本気』


だからである。



自分が何者でもない。


普通の人間だと言う事は理解しているつもりだ。



でも、サッカーに対しては本気なのだ。

そして普通以下だった学生時代から、社会人になり、サッカーを通じて成長し、普通になれた。

無論、自分の努力だけではないが。


最初はボランティアコーチだった自分がやがて、プロの指導者としてチームを持たせて頂いて、日々の活動に励んでいる。

即ち成長し続けていると言う証なのである。


ただ頑張っただけでは成長は出来ない。

自分だけでも何かを続ける事は不可能。


ただ、


『本気』


であれば、成長し続けていく事は出来ると思う。


うちの子供達に、4や5に近い素質を持った子がゴロゴロいる。


ある意味羨ましい。

私は2の素質しかない選手だったから。

でも努力で4になれた。


1人の人間としても
1とか2のレベルだったと思うが今は3になれた。


フォルマーレは最初から3以上の選手ばかりだ。


これからの努力しだいで4にはみんななれる。

4の子は、ここから先は大変だと思うけど5になれる可能性子もいると思う。


全ては


『今』


からの努力しだいである。


自分の評価に耳を傾けよう。

信頼のおける人の評価を。

そして沢山の人の評価を。


きっと見えてくる事があります。
 
サッカーにおいて、理解力は何に繋がり、どの様な効果をもたらすのだろうか。


以前の監督日記に



『考え過ぎずに感覚でやろう!』


と書いたことがあったが、それは何も考えないと言う意味ではない。


感覚で出来る位、知識を深め、考えないでも


『ぱっ!』


と、その状況に合わせてプレーの選択をする、出来るようになる事を指しているつもりです。



感覚=才能(持って生まれたもの)


ではなく


感覚=センス (磨かれてきたもの)


であり


センスとは、磨かれてきた経験の蓄積だと自分は思いたい。


経験ってのも色々あるが、たとえば



【口うるさい親の子供】


インテリジェンスやユーモアのある子はきっとこの様に対応する様になる


【うるさく言われないように予測して行動する】

【言われても予想の範囲内なので上手く受け流す】



インテリジェントやユーモアのある子と言うのも恐らく、【口うるさい親】のもう1人を見ていると思われる。

参考にしているのだ。


しかしうるさい親だけの場合、子供はどうなるのか。


言われている事が理解出来ないし、したくないから、対応が出来ない。

即ち、塞ぎ込むか、反発するしか選択肢がなくなるのだ。 (専門家ではないから断定は出来ないが。自分の論理ではこうなる)



理解するとは、より中間に自らを置くことじゃないかと私は思う。



サッカーでも所謂一番上手い選手や、強いチームの中心には良いボランチやセンターバックが居る。

情報が沢山あつまり、発信して行くポジションの選手の責務は重大ですね。


ただ、面白さや、充実感は半端ではない。

もちろんその反面的な要素も大きいが。

責務と言うと今の若い人には嫌がられるかもしれないが、それだけ周りに与える影響も大きいと言う意味であります。


そういった意味でも、チームの中心には、より理解を欲している選手、チーム内で理解度が高い選手が担うことは必然なのであろう。



先週土日の練習試合を見て、ハッと気づかされた部分である。


チームが上手く回転している時は必ず軸の選手が、陰で支えている選手が存在しているものだ。


勇人、倉持、紀亜、恒成、龍太郎、維摩、今村、風悠、鈴木宏、康平、翔太…


彼等の支えや力無くして今のうちは存在しない。

彼等の大事さを気づき始めている選手もいる。


攻撃で力を発揮するタイプが多いフォルマーレだが、そういったタイプの選手達が

【彼等の大事さや尊さ】


を理解する事も今後の成長や成功に繋がると思います(^_^)v
 
北朝鮮戦、吉田選手のゴールで劇的勝利!

ブラジルワールドカップに向けて、新生ジャパン、好発進!


清武選手(大分ユース出身)のクロスを吉田選手(名古屋ユース出身)がヘディングで決めて1対0で北朝鮮を破ったこの試合。


フォワードには李選手(FC東京ユース)、トップ下に柏木選手(広島ユース出身)、香川選手はFC宮城バルセロナ出身、駒野選手は広島ユース、ユース出身選手の活躍が目立った試合だったと思う。


個人的には長谷部がMVPですがね。


ベンチにも原口選手(浦和ユース)、途中交代でハーフナー選手(マリノスユース) 、権田選手(FC東京)などなど、ドンドンクラブユース出身選手がA代表に名を連ねる様になった!


クラブチーム推進派の自分としてはとても誇らしい結果である。


学校体育や高校サッカーが嫌いと言う訳ではない。

自分は思いっきり体育会系の経歴ですし、昔はクラブチームが嫌いとすら思っていたくらいで、自分なりに意味のある、クラブチーム推しなのだ。


これからは学校体育の良さや高校サッカーの良さをブレンドした、クラブチームが主体になり、サッカー界をより盛り上げて行って欲しいと思う!
 

昨日行われた

『市川市親善大会五年生の部』

に初めて決勝トーナメントに進出したフォルマーレ。


五年生からタイトルをかけた大会概要になる市川市では、親善大会は昔からメインイベントと言われている大会なんです。


特に六年時に行われる親善大会は小学生サッカーの集大成を見せる大イベント。


私自身、この六年の最後の大会で優勝した事が今でも自信や良い思い出になっています。


特に準々決勝で決めたゴール(当時優勝候補ナンバーワンのチームから決めた決勝ゴール)の瞬間は今でも忘れていません(^_^)


スタンド観戦していた両親とベンチにいた監督や仲間に向けて放ったガッツポーズの快感も忘れていません(^w^)



五年生時には決勝で敗れて涙しましたけど。 (しかも自分のミスで…)


いつも決勝で敗れていた私のチームは、最後の最後に笑えたんです。


並み居る強豪、私より上手いライバル達との切磋琢磨は、何より素晴らしい経験となり今に至っています。


この大会から巣立ち、花開いたサッカー選手も多数居ますし、様々な分野で活躍している社会人を育てている、伝統のある重みのある親善大会。


昨日うちの父(パパコーチ)に大会の話をした所


『親善で勝つのは難しい。俺でもまだ二回位しか優勝してない。初めての出場で3位は凄い事じゃないか!』


と珍しくお褒めの言葉を頂戴しました。

素直に嬉しかったですね(^_^)


チームを率いる監督としても、今年結果が出始めた中での、今大会の成績は、自身の背中を押す、勇気づけられた成果でもありました。

それに市川市内のサッカー関係者に少しはインパクトを残せた(まさか準々決勝で昨年優勝チームを倒すとは誰も思っていない。)かなと。

しかも準決勝も前半
は0-0。


今や強豪となったフッチと戦い、(うちはほぼ連戦でフッチは休養充分)最後まであきらめないで戦えた事が何より素晴らしい結果だと私は感じた。



そして準々決勝のPK戦。

最後のキッカーは佐川航介。


半年前はレギュラーではなく、いつも私に怒鳴られ(愛のムチです。)けなされ、試合に出ても弱気なプレーで直ぐに交代させるなど、弱腰で貧弱なマイナス思考の強い選手だった。(自身で感じてるより数段良い選手なのだが)


その航介がPK戦時、キッカーに名乗りを上げた。


正直驚きと、不安が頭をよぎった。

まさかPK戦にすらなるとは(KIさんはここ数年で一番結果を残しているチーム。)思っておらず何の準備もしてなかったので、キッカーが主力の三人以外決まっていなかったのだ。

ある程度はコーチと雑談の中で話はしていたが最後はだいたい

『当日の状況次第だな』


で話を終えていた程度。



主力の三人以外は選手に決めさせようとしたら案の定誰も手を挙げない(笑)

勇気がないのか、冷静に自己分析出来ているのか(笑)


そんな中一人の男が声を挙げた。


『俺やる!』











三年生の翔太。



達也コーチ


『……おまえら、三年に任せて良いのか?(半分怒)』








『じゃあ俺やります!』



と、しばらくの沈黙後、名乗り出たのが航介。






『良し、決まりだ!』



じゃあ五番は誰が蹴る?


主力三人そっぽを向く(怒)



『勝てる気がしない…』


結局翔太が五番を努める事になりPK戦が始まる。


そして結果は航介のキックにより勝利を収めたのである。


彼の決断と勇気、そして心の成長に涙しました…



個人的には航介が決めて勝てた事が何より嬉しかった。


キッカーを決めるときに手を挙げた航介の気持ちが、成功を手に入れた瞬間であったと今は思う。



彼の技術やメンタルに不安はあったが、普段の言動から一人の人間として信じていたので、(挨拶、言葉使いがしっかりしている。仲間を大事に思う気持ちがある。どんな時も頑張れる。練習を真面目にやる。監督、コーチを尊敬している、信じている。)みんなが彼を信じた気持ちがゴールに繋がったと思う。

一番緊張する場面だったと思う。

キック自体は平凡なキックだったが、やはり気持ちがこもっていたのか、キーパーに弾かれたボールはバーにあたり、次にキーパーの頭にあたりゴールラインを割る劇的ぶり(*_*)


優勝候補を倒した瞬間、ベンチ、選手が一体となって喜びを爆発させました(^O^)


こんな経験はめったに出来ないと思う。

それくらい伝統や、経験と言うのは重いものだ。


しかし、若さを(未熟さとも言う)エネルギーに変え、邁進する事もやはり大事なの事を改めて感じた。


今回ベスト4に入れたから次は決勝とか、またベスト8に入れるとか、そんな単純な簡単な事ではない。

強いチームでも一回戦で負ける事があるのもサッカーだ。



市川市内のチームにはそれぞれ『顔』がある。

勝負に徹していてロングボールのKI。

戦術が決まっていて身体能力の高いフッチ。

パスワークの百合台。

ドリブルの平田。

カウンターの中央支部各チーム。

それらのチームと今後熱いバトルが繰り広げられると思います。

うちは大事な大会で、大きな大会程、良いパフォーマンスを出したいので、自らのスタイル構築に全力を注ぎ、市内のサッカーシーンの1ページに名前を刻んで行きたいと改めて思った大会でした(^O^)

先日行われた百合台さんとの練習試合。 (四年生)

試合結果でも簡単な報告はしましたが、本当に楽しい、良い練習試合になった。

互いに全体がコンパクトで、(Aチームの試合)個人技を大切にしながらもグループで素早く動くサッカースタイル。

組織と個人技の融合を目指しているサッカーは子供達も理解しながらトライしている姿を見て、興味深いものがあった。


その中でも百合台は攻撃時のゴール前で集中力が高く(執着心?)劣勢でもゲームをコントロール出来る『何か』を感じさせた。


守備は相変わらず強い。

守りきろうと思えば0に押さえられる怖いチームだ。

しかもカウンターも鋭い。


うちは、ミドルゾーンでの強さは見せた。

ボールを支配し、ミスが少ない時は相手を圧倒しながら結果も良かった。


夏に県チャンピオンのマリーナさんと戦った時もミドルゾーンでは互角に出来ていた。

ただこの時も、ゴール前に物足りなさも感じさせましたね。 (相手が素晴らしかったのもあるが)

何故なんだろう。


■原因

①詰めが甘い


せっかくゴール前にボールを運べてもフィニッシュの前のパスやコントロールが悪く、精度の高いフィニッシュにならない。

これは選手だけの問題ではないだろう。



②勤勉さや泥臭さが足りない

四年チームは、市内では技術、身体能力を含めた個人能力が高い選手の絶対数が多い学年。

トレセン(選抜)に5人参加しているがそれと殆ど変わらないレベルの子が同じ位いる。


全体的に上手いので少し手を抜いたり、適当にプレーしても、市内では半分以上勝ててしまうので細かい部分や、課題の本質な部分をなかなか感じられず、成長の妨げになってる部分がある。

彼らに百合台や、支部内のチームにある、『泥臭さや活力』があれば、市内では一番強いと思うのだが…




これを書くとカチンと来る人がいるかもしれないが、私は

『泥臭さや活力』

は強制的な部分だけを強調して子供に伝えてもその先の成長に繋がらないと考えているので、あくまでも、本質的な部分で自己改革をして、そういった部分に自らトライ出来る様になるまで見守りたいと思っている。


よく大声で怒鳴りつけたり、抑圧的に子供に接する指導者を見かけるが、そういったチームの子供はサッカーを辞めてしまうケースを沢山見てきました。(これでは成長出来ないし、他の子供にも良い影響を与えないと思う)


そしてそういった指導者が間違いなく言うのが


『そんなやつ(怒鳴られる子)は早くサッカーを辞めて正解だ。』



……


聞く度に悲しい気持ちになるし、そういったチームとあまり試合をしたくない気持ちにもなります。 (サッカーでそれをする必要があるの?)

うちの子供達もたまにそういったチームと試合をした時、

『あいつら(相手チームの子供)かわいそう…』

と言っています。


広い意味で言えば正解か不正解か分かりかねますが、少なくともサッカー界にとっては損失ですね。


やっぱり指導者や周りの関係者も含め、

『サッカーが好き』

な事が最重要な気がしましたね。(怒鳴り続ける指導者はサッカーが好きな訳ではないのではないだろうか)


百合台は、そういったものを感じさせてくれました。 (サッカーが好き、子供が好き)


そして伝統や、実績が泥臭さを生んでいるのでしょう。

相手の長所を消すのではなく、まず自分達の良さを出す。(型にはめ込まない)

レベルは問わず、そういったチームがこの少年期からスタンダードになって欲しいし、評価の基準になる、そんな時代に変わって行って欲しいですね(^_^)

百合台みたいな良いチームとライバル関係を築いて、レベルアップして行くことが良い事だと思うから、こういう関係で切磋琢磨するチームが全国各地で繰り広げられると良いなと思った一日でした☆

私は、自他共に認める、


『正直』

な人間だと思う。


それを公表するのも私らしいのかもしれません。


社会人や大人としてはどうかと思う部分もあるが、そこは踏まえながら、コントロール出きる限り、良い意味で自身を表に出すことが、


『効果がある』


と考え、その様にしているのだ。


ただの我が儘とは違う。


感情的な事象には感情で、そうではない部分は、きちんと場を弁え、言動を考える。


時には感情が溢れすぎて判断を間違えてしまう事もあるが、それをマイナスに捉えず、(以前は全てマイナスに捉えていた)いつからか、プラスに考えられるようになった。


感情を優先させる事は悪くないと理解したからである。


それは感情に支配されるのとは違う。

感情をある程度コントロールすると言う意味だ。


子供のサッカーで言えば、試合やプレーの是非で大人が感情的になるのは論理性に欠ける。

即ち、上記の部分で、子供に怒ったりするのは、私は間違っていると思っている。


試合はみんなのモノだし、プレーの是非もみんなでするモノだが、子供の心理や、視野において、それらは


『彼等のモノ』

であると思うから、勝敗も、プレー一つ一つも彼等の意志や意向を尊重しなくてはならない。


大人の論理を当てはめるのは間違っていると考えるからだ。


大人の考えを子供に伝えるのは良いことだし、必要な事。


でも論理に組み込むのは間違っている。


何を伝えるか、取捨選択が難しい所で、かくいう私も、その部分で四苦八苦していますがね…




最近、と言いますか、昨日の四年生の練習、あらゆる意味で非常に良かった。


最後、五年生とのゲームでは、最近好調の五年チームと4Aチームが1対1の引き分け。


練習に取り組む姿勢、今取り組んでいるサッカーのスタイル、とりわけ、『チーム、グループ』でサッカーをしようと言う姿勢や雰囲気が抜群に良くなっている。


この雰囲気に今の段階でなれれば今の五年チームより、結果を出し始めるのは早いかもしれない。


後半年後(6月位、五年県大会)位にはかなりのパフォーマンスが出きる様になっているのではないだろうか。


そして今年、五年親善大会でベスト4入りしたが、来年は優勝を狙える実力がついていると、確信しました。


今四年生が良くなり始めてるのは、まだまだできてはいないが、各個人が、サッカーを理解してきた部分が大きいと思われる。

何が必要で何が必要ではないのか、状況に応じた対応(プレーの選択)をグループでやろうと試みているのが頼もしい。

そうなると必然的に、『個の輝き』も増してくる。


今はまだグループのプレーに重きを置きすぎてるから、結果は出ないと思うが、プレーの選択が出きる水準以上の技術と メンタル面の成長からくる、思いの強さや、視野の広さが身に付くと、五年の様な結果がついてくるのではないだろうか。



四年の主力クラスがここ半年苦しんでいたが、これも成長には必要な期間だった。


今ようやく、彼等の中にも光が見え始めた、自己改革の波が起き始めている所ではないでしょうか。


これから先の四年にも是非注目して欲しいですね(^w^)


今年の活動も後僅かですが、来年は今年よりも各学年のパフォーマンスが上がるのは間違いないです。


私も監督として、今やるべきことに(全体の底上げ)従事し、先を見据えてチームを見ていく、そういう段階に来ているなと感じています。
 

本日23日(金)、中国スポーツ広場にて親子サッカー大会を開催しました☆

急な予定でしたけど、多くの方に参加してもらえて非常に有り難かったです(^w^)

子供達も喜んでいましたね☆


二年生の妙技にお母さん達は驚嘆の声を上げ、三、四年生のパスワークにお父さんは翻弄されていました(^w^)


五、六年になると腕に覚えのあるパパ達が子供に存在感を示そうとガチンコ勝負☆


パスワーク+力強さや個人技で、パパ達と互角の勝負を繰り広げていましたね(^O^)


皆様の気持ちが、子供達にも伝わり、いつも以上に盛り上がった親子サッカーになりました!



また近いうちに企画しますので、次回も是非ご参加下さい(^_^)v

一昨日の紅白マッチ。

五年生は8人で四年生を11人で練習の最後20分間行いました。
(実力差があるのでハンディも必要だし五年生は春の全日本に向けて8人制を作る意味もある。紅白マッチをやるなら力が拮抗したガチンコ勝負しないと課題が見えて来ないので。)

4年生が一番人数の揃う火曜日がチーム練習出来る唯一の日。 (ある程度戦術もやっておかないとチームも個人も更に上のレベルにはいけないと考えている。)


4年生が全員揃って練習出来る日は実は1日もないので…


5年生は金曜日、2年生は木曜日に全員集まれます。


木、金曜日に全員集まれると週末の試合に向けて良い準備が出来ますね。



■4年生スタメン

GK紀亜
DF友輝 祐貴 亮宏 勝丸
MF輝留 颯斗 好希
和泰 光希
FW翔太


■5年生スタメン

GK今村
DF市川 拓磨
MF東吾 陽 長束 FW勇人 広和


スコア
2対1
得点者
5年 広和 堀内
4年 翔太




5年生は、海晴、龍太郎、維摩、航介、健祐が休み。

4年生は風悠と祐希、周作が休み。

5年生は凜太や堀内、隆斗が途中出場。

4年生は雄大、佐多、文武が途中出場。


ゲームは8人の5年生がボールを支配するが、4年生もカウンターから、前線4人が鋭い動きでチャンスを伺った。


特に颯斗、輝留、光希のスピードやドリブル突破は迫力があり、見ていたパパコーチも

『あの前3人は凄いな!いくら8人とは言えあの5年相手にあれだけ出来るとは…』

と驚いていたし


『颯斗はここに来て伸びたな。光希はあのポジションが向いてるし輝留は相変わらず一瞬のスピードが凄い。翔太は3年とは思えない落ち着きがあるし、上の学年に指示出してるよ(笑)』


と解説していました。


『亮宏もかなりいいな。センターバック、いいんじゃないか。これに後風悠と倉持が入るんだろ?あの前線4年3人の後ろに強いボランチがいたら…』


と、4年チームの未来を描いてくれていましたね(^w^)

達也コーチも同様に感じていた様子です。


一方、5年チームについては


『陽はもう少し攻撃に参加した方がいいな。広和は動きの良さが目立つな。東吾は随分周りが見える様になった。長束は前と比べると動けるようになったがまだ理解度は低いな。拓磨はトラップが良くなった。DFラインからボールが回せる様になって来たし、勇人もかなり良くなって来た、一皮剥けた感があるね。』



と、鋭く観察していました。


しばらくは火曜日の練習に参加してくれるパパコーチ。


折角良いことを言ってくれるので、監督日記でも随時伝えて行こうと思います。


さて、監督である私はどう感じたかと言うと…



①4年生の雰囲気がかなり上向いて来たな。


②チーム全体に、周りを見る、トラップをしっかりする、ドリブルも効果的に使おう


③ちゃんとコーチの話を聞こう


④フォルマーレのサッカーをしよう


と言う意識がゲームの中から感じ取られて(この雰囲気になるまでが長い道のりでした…沢山、失敗を繰り返したなと感慨深く試合を見つめていました)特に指示を出すことはなく(私が注意したい部分はリーダーや仲間同士でしてくれる様になったので叱るより褒めたりアドバイスに徹する事が出来つつある)、戦況を見つめていました。



ただ



①技術ミスが目立つ(完全にフリーな味方へのパスをミスしている)

②見えている範囲がまだ少ない
(恐らく技量の問題)


③幅広く動ける選手が少ない、(ポジショニングが理解出来てる選手は動く幅も広い)動く範囲が狭い(どこに居ていいか分からなくて攻守に絡めないから動けない)


④4年がインステップで蹴れない
(先日の練習試合などでも山ほどあったチャンスを決められないのはこの部分だと思っている。実際にシュート練習しても殆どシュートが決まらないから本番で決まるわけがない。)



と言う、課題も見て取れました。


課題の部分は、きっと強い相手と戦った時程、マイナスな点として結果に反映されると思う。


ここを練習でどれだけ質を上げられるか、理解させられるかが我々コーチ陣の頑張りどころかなと思っています。


どれだけ教えられるか。

気付かせる事が出来るか。

この4、5年生でやってる事が下の学年にも反映されるので、しっかりと土台を作りたいですね。

最近の練習の雰囲気から感じていたが、本日の練習試合にて、はっきりと実感した事がある。



それは…









子供達は本気でサッカーに取り組んでいると言う事だ。


全てを犠牲にして取り組むとか闇雲に夢ばかり描いているとかそういう類の真剣さとはちと違う。



なんと言うか、気持ちをチームやサッカーに置いていると言うか、自分の気持ちに正直と言うか、子供時代にしか出来ない事を彼等はやっている、やろうと試みている事を痛切に感じた。


個人的に嬉しいと感じるのは、その本気度が、主体的に見えた所が多々あったからだ。



ベンチから見てても予想外な所へのパス。


こぼれ球を狙う集中力や観察力。


意外性たっぷりの飛び出し。


技やアイデアあるパスの連続…



まだまだつまらないミスは多いが見ていて関心する、思わず唸ってしまうプレーが数多く見られたのだ。



そんなプレーが出てくる雰囲気、上がって来た技量…


真っ直ぐな子供達の目。




毎日の練習や、彼等と一緒にいるだけで、緊張してしまっている自分がいます。 (余計な事や間違った事は出来ない。)


彼等の夢を支えてあげたい。


そして彼等に本物の自信やサッカーの本当の楽しさを知って欲しい(^O^)



明日は4年のフォルツァリーグ、来週はキッズや3年生のミニサッカー大会があるけど、今の5年チームの雰囲気になるまでの土台を、今しっかりと作って起きたいですね☆


2月11日(土)

『俺なら選手を育てながら勝つことも出来る』


自分が尊敬するある指導者の言葉。


スポーツの世界で、一般的に育成年代(小学生〜高校生)と言われているカテゴリーで、指導者達が悩むのが、


『育てる事』


である。


『どうすれば選手やチームは今よりも伸びて行くのか?』

『順調に成長出きるように今何が必要なのか?』



何かを教える人間として、日々自問自答している部分ではないだろうか。


自分も例外ではない。


約20年、育成年代でサッカーの指導をさせてもらって来たが、経験すればする程、

『育てる事』

の奥深さに、ある意味苦しんでいる。

教えられる方より教える方が、修行僧の様な感覚が自分にはある。


今回行われた四年支部大会では考えさせられる事が多かった大会だった。


恐らく冒頭の指導者なら今大会を苦しみながらも課題を出しつつも勝てたのだろう。



今回の結果、内容を省みて自分は改めてまだまだその指導者には遠く及んでない事も良く分かった。


語弊があるかもしれないが、20年近く指導者をさせてもらっている自分は、

『育てるか、勝つ』

のどちらかにポイントを絞れば達成可能な課題である。

今大会、敗戦を喫したが、育成にはなんら問題はなく、これから更に伸びていくキッカケの大会に出来たと思う。


でも自分はこれに満足していない。


『育てながら勝つ』

には、全体の底上げが足りなかった。

クラブとして選手を補強して勝つのではなく、現メンバーを育てながら勝つのだ。


子供達に経験を体感させながら、気付きを早くさせて、タイミングを計って教える。


これがかなり難しい。


待つことも必要だが、待っているだけ、種を蒔いているだけでは足りないのだ。

前回の日記にも書いたが、自分で言うのもなんだが本当に貴重な経験をさせてもらって来たし、この世界の一流、世界レベルの人達と関わって来た。

指導者も選手も一流の人間と関わって来たと思っている。


自分は人間として三流、指導者としては二流だと思いますけど…


ただ、自分がこの世界で、レベルアップして行くことが、フォルマーレやフォルマーレの子供達、フォルマーレに関わる全ての人達の役に立てると思うので、色々と苦しい状況になってもしぶとく食らいついていってやろうと思っています。

自分は雑草みたいなものだから、それが一番出来る、似合うことだとも思っている。


フォルマーレを立ち上げてもらった時、フォルマーレ100年構想と言うのがあって、それを自分の代で変な感じにするわけにはいかない。


うちの理念は本当に素晴らしいから、初代監督の自分としては、土台をしっかり作って、次世代に繋いで行きたい。


自分は人間的にレベルが低いし、器用なタイプでもない。

そんな自分が、本当に素晴らしい経験をさせてもらってるので、何とか世間の人達にフォルマーレを認識してもらい、より多くの人に理解、応援してもらえる様に頑張りたい。


地域のみなさんの為クラブでありながら10〜15年に1人位、プロサッカー選手が生まれる様な、そんなクラブに成長して行きたいと立ち上げ当時から考えていました。


『三菱養和』


みたいなクラブがうちの理想に一番近いチームだと思います。

何年かかるか分からないけど、いずれそんなクラブになっていて欲しいと心から願っている!!



まだまだ残暑厳しい気候ですが、4年生のブロック大会を皮切りにこれから春にかけてガンガン大会が入ってきます!

 

体調管理に注意して、夏の練習の成果を発揮しましょう!

 

サッカーのサイクルはこの9月がシーズンインのイメージが自分にはあります。

 

秋から冬、そして春に最大規模の大会が始まるのがサッカーカレンダーだと思います。

 

ある意味ここが分岐点と言うか、スタートの時期であると認識しています。

 

5年生は来年春の全日本への準備の時期。

 

4年生も春の五年県大会に向けて秋から冬の大会で経験を積み最大の大会で最高のパフォーマンスを出せるよう練習に取り組む時期。

 

6年生は中学サッカーに向けての準備の時期ですね。

 

それと小学校生活最後の思い出作り。

 

最後の大会までやりきることが必ず本人の為になると思います。

 

3年生は4年生と同様ですね。

 

ただうちの場合は人数が少ないから、県大会を目標にするのは翔太、大知に、実力派の2年生軍団でもさすがに厳しいので市内大会に照準を合わせる事になりそうです。

 

2年生は、まだまだ個のレベルアップが目標で、チームの目標は来年の今頃から意識することになるでしょう。

 

そしてそれぞれの学年をより充実させていくのに、『指導体制を明確』にして、まずは指導の部分で1丸となってこれからの活動に当たっていきます。

 

 

監督  石島学

※全体の把握 スケジュール調整

※指導現場での判断、決定

※主に3、4年生担当

※保護者からの相談窓口(指導、サッカー進路、運営について)

※送り迎え手伝い

※会議の出席

 

 

福地達也コーチ

※事務連絡窓口

※主に5,6年生担当

※会議 懇親会への出席

※レフリーの割り当て及び自らも担当する

 

パパコーチ

※主に2年生担当

※全体のテクニカルアドバイス

 

麻貴コーチ

※レフリー担当

※主に4年生のアシスタントコーチ

 

木滝コーチ

※レフリー担当

※全学年カバー

 

岡本コーチ

※レフリー担当

※会議などにも出席してもらっています

 

OBコーチ達(フォルマーレジュニアユース、ユースの卒業生)

※主に木曜日に練習参加。

キーパー練習を手伝ってもらっています。

 

 

担当コーチを明確にすることでそれぞれの学年をバックアップしていきます。

 

→担当コーチ化のメリット

 

チームを見る担当者を置くことで方向性が明確になり、より細かく指導しやすくなる。

担当者がチームを見て、監督含めその他のコーチが個の指導に当たりやすい。

チームと個の強化のバランスを図るのに最適な方法。

 

子供達は色々分かりやすくなると思います。

 

→デメリット

 

担当コーチがチームを私物化してしまうこと。

そうさせてしまう、監督や周りのコーチ、保護者にも責任はあるが、そのコーチのチームになってしまうのは非常に危険。

その学年が担当以外のコーチの言う事を聞かなくなったらチームの崩壊は始まっていると見ていいでしょう。

 

 

最後に

 

コーチ達が

 

『一つの絵』

 

を皆で描き、保護者の皆さんと手を取り合い、チームを成長させて行きます。

 

主役は選手達、子供達です。

 

個の能力をチームで最大限に生かせるよう、日々の活動に精進します!

 

昨日行われた四年支部大会がトラウマになりつつある、気弱な監督です…


昨日の支部大会、本当にショッキングな一日でした。


子供のサッカーを見ていて、ショックを受けたのはこれで三回目。


しかし今回程、まとまりやチームスピリットがなかったのは18年指導者して来た中で初めての出来事だったと思う。


総じて言えば監督の責任なのは間違いない。

上手く集団をコントロール出来てないからあんな酷い結果や内容になった。


監督が全てを上手くコントロール出来るわけではないと思うが、最低限のまとまりってのはある。

それがなくて、チーム力が半分も出せなかったのがとても悔しいのだ。

監督がまとめ切れなかった部分を、数人の選手がカバーして、ようやく接戦のゲームになっただけの、もはやサッカーとは呼べない試合内容だった。


ここ数日、本気で辞任を考えている。


自分には監督の資格は無いと。


あんなゲームをやらせておいて自分は何も出来なかったのである。

助ける事も鼓舞する事も修正する事も出来なかった。

正直言えば、何をしたら良いか分からなかったのである。


分かっていたことはただ一つだけ。

『こんなチームの雰囲気では一位になれない。接戦は勝ちきれない。勢いだけで勝ってもこの先、勝ちきれなくなる。』


と言う部分。


所謂、チームに今の方向性が殆ど伝わっていないと言う事である。


それが自分には良くない雰囲気と映っている。


悪くはない。

しかし、進歩がないのだ。


即ち、殆どの人にうちが考えている方向性を理解してもらえてないし、同意してもらえていないのが現状なのだ。


これが監督として辞任を考えてしまう要因だ。


出来る出来ないは別にして、方向性に対して同意を得られないと感じるのは、非常に寂しい事だし、チームとして危険な状態だ。


この年代ではただ勝てば良いとか負けたら×とかそういうものではない。

どういう内容でどういう気持ちでサッカーをするか、技術、戦術を修得して行くかが大事なのだ。

それはアスリートとしても大事だし、そうでなくても大好きなサッカーを通じて
覚えて行く社会性なのである。


そこをまずは子供達に理解させないといけないのに、能力の高い子達程良く分かっていなかったのだ。


恐らくフォルマーレの子達だけの問題ではないと推測する。

他のチームを見ていてそう思う事も多々ある。

一見まとまりの良さそうなチームも、ただルールや大人の圧力で無理矢理そう見せてるだけ。


実際、まとまりのあるチームは、バランスが良いし、いい選手もいる。


まとまりの無いチームにも良い選手がいる場合もあるが、稀な事だ。


今回の支部大会予選では4チームのリーグだったが、能力の高い選手が多いと感じる菅野FCとうちがビリ争いで、全体的な能力値は低いがチームとしてまとまっていた百合台や中国分が首位争いを繰り広げた。

特に百合台は能力のある選手は三人位しか見受けられなかったが、その他の選手が素晴らしい敢闘精神とチームスピリットを見せていたと思う。
うちと菅野FCの選手は個人でバラバラにサッカーをしていた様に感じた。
三年生までのミニサッカー大会ではいつも決勝で戦って来たライバルである両チームがビリ争いだったのだ。


即ち、逆を考えると、我々もこれからが大事な訳で、今負けている相手にも数年後に逆転する事は充分可能な事なのだ。

しかし、最も大事なのは


『みんなでこのメンバーでサッカーを続ける事』


であり、継続性がチーム、個人強化の肝になるのだが、今の自分に人が付いて来てくれるのか?

そこの自信が支部大会で木っ端微塵に打ち砕かれ、プライドを喪失してしまったから、辞任を考えてしまっているのです。


結論から言うと辞任はしません。


そんな無責任な事は出来ない。

でも必要ではないと皆さんから言われれば辞めます。


それくらい、今回の大会ではショックを受けました。


こういう事は、一回でもあってはならない事だ。

監督、選手、保護者の間に


『信』



『それぞれの立場での役割』


を認識、実行しない限り、チームに未来はない。



自分が信じてもらえないなら辞めるだけだ。


信じてる人と一緒に戦うのが全てにおいてベストだ。
 

7月29日トレーニング。


参加メンバー:
五年 七人
四年 九人
二、三年 十一人

高学年がやや少な目の今日の練習。

夏休みに入ってから練習にあまり来てない選手が気になります…

準備が足りないと、いいサッカーも出来ないし、試合を楽しむ事も難しいですからね(>_<)




☆今日の練習メニュー

リフティング→ドリブル→ダブルパス→ゲーム

二時間みっちり、終わった時はみんな汗だくでしたね☆


メニューの方ではダブルパスの質がまだまだ良くない。

基本技術+動きが入るパスの練習なので、技術の高さや連続したプレーのイメージがないとリズムも悪く、パスが上手く繋がりません。

やり始めて一週間の練習ですが、一番上のレベルの子でもあまり上手く出来ていない(∋_∈)

この練習を沢山やってる子はやればやるほど良くなってるがそれでもまだプレーが固い。


正確にやろうという意識は良いがプレーに柔軟さがないからリズムが出てこない。(下手な子はその意識すらない)


うちの中で上手な子がこの状態ですから、やった事ない子は…


やはり練習は積み重ねと、進歩が大事。

積み重ねに必要なのは高い目的意識、進歩するには内なるエネルギーが不可欠。

今始めた練習は、また一つ先のレベルに行くためのメニューです。


エネルギーを蓄えて万全の状態で練習に参加しましょう!(b^ー°)

自分は最近良く

 

『失敗してもいいから思った事をやってみよう!!』

 

 

と指導現場で口にすることが多くなった。

 

今朝のスポーツ新聞に、東北の子供達への復興支援の一環で、ザック監督と旧日本代表監督の岡田さんが、U-12のサッカー教室を開いた記事が掲載されていた。

 

まずはとても素晴らしい試みだと感じたし、フォルマーレも震災から5ヶ月経った今、日常が完全に戻った今だからこそ、

 

『ハッ』

 

 

と気づかされるニュースでした。

 

忘れてはいないけど時間の経過と共に薄れていく記憶・・・・・

 

この記事を見て改めてサッカーが出来る喜びや感謝の気持ちを胸に刻みましたね。

 

 

 

 

 

 

タイトルに書いたことはこの記事に掲載されていた岡田さんの言葉が発端でした。

 

現在の日本の育成(U12世代)を見てどう思うか?

 

そんな質問に岡田さんは

 

『今の子は言われないとやらないね~』

 

『教える側も、失敗してもいいから、なんて言ってチャレンジを保護しては良くないよ』

 

と言っていた。

 

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

 

『じゃあどう言えばチャレンジしてくれるのかな?』

 

 

と思ったが記事はここまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日、市川トレセンの一次選考会が行われました。


結果は色々…


個人的には、合否が出た後の子供達の様子が一番印象に残っていますね。



素直に喜んでいる子、嬉しいけど落ちた子の事を考え?複雑な表情をしている子、現実を受け止められない子、淡々としている子、様々な表現を目にしました。


親心とでも言うのでしょうか、普段彼等に密接に接している自分は、予想はしていたモノの落胆している様子を見ると、心が痛みました。


昨晩は心の痛みからなかなか寝付く事が出来なかったです(;_;)



全員が落選するならともかく身近な友達が合格して自分が落ちると言うのは、彼等の年代から見たらかなりのショックがあると思いますしね。


評価と言うのは色々。

今回の結果が全てではないし、正しくない部分も多々あるとは思う。


しかしながら現時点でと言う限定された部分ではあるけど、スペシャルなプレーヤーなら誰が見ても納得するのは間違いないのも事実だろう。


チャレンジした以上、そこは目をそらさないで受け止める努力をして欲しい所です。


今回のセレクション、全体を見て感じたのは


『スペシャルワンはいない』




他の人はどうみたか分からないが少なくとも自分にはそう映った。


まだ才能を眠らせている子もいるだろう。

力を発揮出来ていない子もいただろう。

全体のレベルが高いのではないかと言われているこの世代の市川勢。


確かに能力の高い子の絶対数は多い気がした。

きっとこれからの努力次第で


『スペシャル』

な選手が出てくるのかもしれない。


ちなみに今回うちのメンバーで一次を通過出来た子の自分が思う共通点は




『フォルマーレが大好きで、サッカーが大好きで、チームを仲間をリスペクト出来ている子達』



でした。


必ずしもうちの中で、No.1の力量があるとはいえない子達です。

スペシャルなプレーやでもない。

ただ、彼等は

『フォルマーレでずっとサッカーするんだ(^O^)』

と他の人の様子など関係なく、ハッキリ意思表示を早い段階からしていた子達なのです。


技術や判断力もまだまだ足りないし、人間的にも成長していかなくてはいけない部分が多々ある彼等だが、そういった

『愛』

を感じさせる、言動を見せている事が、自分的には、緊張する場面で上手く自分を表現出来た、大きな要因だと思っています。


彼等は一度酷い目にあっていて、フォルマーレにいる事が、サッカーを続けているのが奇跡的な部分もある子達です。


一度はサッカープレーヤーとして死にかけた子達だと思います。


だからこそ、今の状況に(良い仲間と信頼出来るコーチ達)幸せを実感し、深い愛情が生まれているんじゃないかと言う事も付け加えておきます。


近すぎて分からない、当たり前に過ごしてきた毎日を当然と思えば、有り難さを感じられない事もあるでしょう。


それに酷い目にあった彼等が今彼らにとって幸せな状況にあるのは、運もあるだろう。


出来れば酷い目に遭わなくて良いならそれが良いに決まってますからね。


また、酷い目にあったと言うのも、相手側の問題だけではないはずで、そういった事を乗り越えてこそ運も掴めるし、有り難さを感じる事も出来るのではないかと感じています。



結果や表面だけに、目に見えやすい所に惑わされず、成果や、内面も感じられるプレーヤーになって、見ている人に楽しんでもらえる、応援したくなる、

『人』

になって欲しいなと、つくづく思った昨日でした。

フォルマーレ恒例の夏休み特別練習が始まりました!

月曜日以外、毎日午前中に練習!!(^^)

スタートの今週は少しお休みが多いですが来週から1ヶ月間、お盆休みを除いて殆どの選手が練習にこれる予定になってますので、コーチ達は万全のプランニングで備えております!

昨年度から見ていても練習に多く参加する選手は飛躍的に伸びているし、サッカーへの理解度も高い!

先日の練習でも、恒成と風悠のチームのサッカーはレベルが高く、相手を翻弄するくらい、味方の上級生がついて来れないくらいのプレーを見せてくれました。

特にこの二人を見ているとサッカーの奥深さや大事な部分と言うのを感じることが多くなってきた。

それだけでも足りないのだろうけど彼らは傍目から見て

 

『特別な何か』

 

を見せ付けれる様なプレーはしない。

 

ただ

 

『対戦相手』

 

の選手から見たら、厄介な選手に違いないだろう。

 

彼らは周りを生かすのが得意。

最近は尚且つ

 

『自分も生かす』

 

事をやるようになってきた。

 

彼らの特徴は

 

 

『良く話を聞く』

 

『仲間を含めて周りを意識している』

 

『サッカーが大好き』

 

と言うところが挙げられる。

 

 

特に


 

『周りを意識している』

 

 

レベルが非常に高いと思う。

 

大人である自分が感心するくらい。

 

それが悪い風に作用する場合もあるが、彼らの様なタイプが自信を持ってサッカー出来る環境を皆で作れれば

 

『素晴らしいサッカー』

 

が展開されるんじゃないかと思っています。

 

先日、なでしこジャパンの宮間選手がインタビューでこう言う事を言ってました。

 

インタビュアー

『なでしこジャパンの今後の課題は個のレベルアップだと思いますがその部分ではこのワールドカップでは通用していましたか?』

 

宮間

『スピードやパワーではまだまだの部分は多い。でも今のなでしこは、個のレベルが高い。周りを気にするというレベルが特に高い。それも【個】なんではないかと自分は思う。』

 

真意は定かではないが自分は風悠や恒成の

 

『何か』

 

に同様の事を感じたと信じている。

自分は宮間選手が16歳頃にプレーを間近で見ましたが、(レフリーをしていた)今まで彼女以上に上手い選手を(高校生まで)見たことがありません。

 

特にキックの技術と、深く素早い戦況判断に度肝を抜かれたのを昨日の様に思い出します。

彼女のレベルまで行くのは至難の業だと思いますが、風悠や恒成のレベルや意識に到達するのは可能だと思う。

その人数が1人でも多く増えてきたときが、凄いサッカーが出来るときなんじゃないかと信じています。

それではまた!!!

自分は勘違いをしていたかもしれない…





今日の練習帰り・・・・


『コーチ有り難うございました!さよなら!』



 

 

 

何気ない普通の一言。


スポーツをやる人なら当たり前の挨拶。

しかし、挨拶をタイミングを考えて、気持ちを込めて言える子は多くはない。


育成年代で、こういう事が当たり前の様に出来ていた人は、昔、千葉県U17クラブ選抜で見させてもらった時の現柏レイソルキャプテン、大谷くん位かな。



まして学年が下になればなる程出来ないもんだ。


今日挨拶した子は普段言葉使いも良いとは言えないし、感謝の気持ちや、相手を尊重すると言う部分では著しく理解が足りないと感じていた子。


その子が突然言い放った言葉とその姿勢
に思わず笑みがこぼれ落ちてしまいました(^w^)


そして振りは小さいが拳を強く握りしめガッツポーズ(笑)


こういう意識レベルや、チームの雰囲気は自分の目指している所に限りなく近い。



恐らくこの子はここから先急激に伸びていくだろう。

 

願望も含め。 

 

それに今が

 

『伸び時』

 

 

なのかもしれない。

彼に限らず『挨拶』出来る子が多くなってきたのは非常に嬉しく感じている。


ここ一年位、子供達に教えているのは


『サッカー』


の事ばかりなのだが、

『サッカー以外』


の部分を強調して指導していた時よりもサッカー以外の大事な部分が、理解してきているよう見える。
 

 

 

『挨拶をしっかりしろ!』
 

 

 

と教えてた時はあまりちゃんと出来なかったが、今は出来る子が多くなってきたのは不思議な感じだ。
 

無論、何も言ってない訳ではない。

強調していないと言う話です。



現在、チームはドンドン成長しています。

そのスピードは凄まじい。


手前味噌ですが、特に試合運びが、サッカーらしくなって来ました。
 

 

そうなってきた今、不思議と サッカー以外の部分も良くなって来た。



 

 

指導者仲間で話し合う時に

 

『さじ加減が重要だよね。』
 

 

と言う言葉を使うが正に今のうちの状態を指すのにぴったりの表現だろう。


今はそれだけ上手く行っていると、向上していると、監督自身が感じている。
 

 

 

 

それぞれの立場によって役割も違うし、投げかける言葉も変わる。


良いタイミングで気持ちを持って正しい知識で子供達に接する事が出来たときに味わう


『体験』が


成長する、と言う現象だろう。

 

 

 

即ち、指導者は何かを伝えるのが


『目的』


ではなく


自身が


『気付く』


事が、子供を成長させると言う事に、今日挨拶してくれた彼から学んだ。 
 

 

 

自分が依然未完成で、もっと成長が必要な人間だと言う事を改めて気がつかされました。


これからも変化を恐れず、人に惑わされずに頑張る!

J2千葉が苦しんでいる。

昨期シーズン前、昇格候補一番手と目されていたが、結果は周知の通り。

今期も昨年程ではないけど、やはり昇格候補なのは間違いない戦力を有していると言われている。


自分が言うのも何だが、いちサッカーファンとして感じるのは千葉の不調は


『バランスの悪さ』



だと思う。


と、言うのも千葉云々だけではなく、サッカーに限らず、どの組織でも、上手く行かないときはあらゆるバランスが微妙にずれているんだと思うようになった。


様々な状況をメンテナンスする事で、バランスは保たれる。

ベースを潮州しながら、変化を加えたり、痛んだ場所の修復をする。

時には大手術が必要な場合もあるのかもしれない。


そして、そのバランスを整えられるのは組織の長であり、長を支える組織の一員の力、気持ちだと痛感している。


抽象的で断片的にしか表現出来ないもどかしさはあるが、強い組織は、あらゆるバランスが良い。


今のフォルマーレに置き換えると、最適なバランスとは何ぞや。


明らかに良くなってる部分がある反面、ウィークポイントもハッキリして来た。

結果と内容をどの様に捉え、次のステージに向かうか。


どちらも選手育成や、チーム強化には欠かせないのでタイミングと状況をしっかり見極めて、慎重に判断して行きたい所だ。



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ここ数日間は世間的にも個人的にも色々想うこと、感じる事の多いですね。


なでしこジャパン、世界制覇!

魁皇通算勝ち星最多勝利と引退。


主に感じた大きな出来事はこの二つ。 

 

まずは魁皇関の話。

☆魁皇関の話で嬉しい事。

①横綱にはなれなかったが最多勝利を達成し各界の歴史のトップに名を残せた事をファンとして誇りに、嬉しく思う(^O^)

②魁皇関の引退を寂しく感じない事。

ファンだけど引退を寂しく思わないのは、彼が相撲人生やり切った事を嬉しく思うからだ。
通算五回の幕内優勝は横綱以外では史上最多。
つまり力は横綱級だと言う証明なのだ。 しかしながら度重なる怪我に泣かされて、温厚な性格故にチャンスを逃してしまい、横綱になれなかったんだ。
そんな未練をファンとしても共感を抱き続けて来た。
そんな彼が今回心置きなく引退を決意出来たことに心から拍手を送りたい。
貴乃花や白鵬に並び、平成の名力士だと自分は思っている。




なでしこジャパンについて。


嬉しかった事。

①日本サッカー界では不可能と言われていた(サッカー関係者でもそう思ってた人は多いはずだ)世界1になる夢を成し遂げた事がまずあげられるだろう。

自分は全ての選手やチームを素直に応援出来ない事が多い。

それが我が母国の代表チームでも。

『何故素直に応援出来ないんだろう?』


そんな自分に問いかける事が多かったここ二十年余りの日々。

『おれって嫌な奴だな…』


そう思うときも多々あった。


しかし思い返してみると数少ないが


『応援したくなる』

気持ちになれる、チームや選手は存在していた事に気がついた。


『単純に好きとか嫌いとかなんじゃない?』


この日記を見た人はそう思うかもしれません。


自分も人間だから感情があるのでそれは否定しない。


だけど


『好きとか嫌いとか思う原因』


があるのも本当の話。


かく言う自分が人から応援される人物かと言えばまだまだ修行が足りないと思う。

自分(俺)の足を引っ張りたくなる様な事を、言動をしていると思うから(自分では精一杯の表現が他人のプライドを傷つけつけたりしてると思う)引っ張られてると感じている。


だから他人をとやかく言う資格は自分にはないが、自分が応援したくなる人物やチームを目標にする事は出来る。


それが成長すると言う事だと思うから。


今回のなでしこジャパンには応援したくなる、心から成功を願う




『何か』


が彼女達や日本チームから感じる事が出来た。


知り合いが居たことも一つの要因だったと思うがそれ以上に、日本チームに魅力や共感を感じていた。


北京オリンピックで優勝した女子ソフトチーム、WBCの日本チーム、今大会のアメリカ代表チーム、ベスト8まで行ったU17日本チーム、昨年末の高校サッカーの久御山高校、長野オリンピックの日の丸飛行隊(原田選手を思い出すな・・・)、魁皇、多賀竜(誰も知らないだろうな笑)霧島…


そんなチームに(明るくて、逞しくて、感じが良くて、時折弱さを見せつつもポリシーやプライドを感じる)、人物になれたら(人間臭いと言う意味)

『結果』

は自ずとついてくるし結果がでなくとも意味が深い、周りに良い影響を与えるんだなと、本当に勉強になった、ある意味自信(自分が目指している事を彼女達と日本チームが体現して結果を残せた)になったなでしこジャパンの優勝だったと思います(^w^)


②スポーツの社会的影響や重要性を考えさせてくれた事。


今回の優勝は、スポーツ界にとっても非常に強い追い風だと思います。


数ヶ月前にスポーツ振興の法令が新設(可決?)されたばかりで、これからは国を挙げてスポーツを支援する『枠組み』が出来た。

日本が豊かになるには経済も政治も大事だが、やはり

『心の置き所』や

『子供達の育成』

が最重要課題になると自分は考えている。


スポーツをただやれば全て満たされる物ではないと思うけど、スポーツの可能性は、やる事だけでも意味があると思うから、スポーツに対しての認知や、更なる意識向上を育める事を期待したいし、頑張って行きたいとも思っている。



③ムカついた事
マスコミの選手に対しての敬意が感じられない対応や質問。



見ていてムカつく対応が目立った。


質問者が下手すぎるし(あれで本当にプロと呼べるのか?)、なめてるとしか思えない応対のオンパレードにテレビを見てて呆れて顔が引きつる程むかつきました。


あまり状況が良く分からない人は自ら担当を変わって欲しいし、余計な事を言わないで、聞き手に回って欲しいです。



世界1の彼女達にすらあんな応対だから他の選手達にはどんな酷い応対を…


背筋が凍り付く様な感覚でテレビを見ていました。


凄い良い質問する記者やアナウンサーもいたし良い応対をしてる番組や聞いてこちらが嬉しくなるコメントを言うキャスターやタレントもいたけどかなり少なかったかな(┳◇┳)




☆まとめ☆



難しい話を色々かきましたが、シンプルに言えば


『凄い嬉しかった☆』


と言う事と


『大事なのはこれから先の事』


だと思います。

先人達が築いて来たことを無駄にせず、エネルギーに変えてみんなで未来に進んで行きましょう(*^o^*)

お盆明けの練習!

参加メンバー

ひで ゆうと さがこう すずこう こうへい しん かいと こうせい ふゆう くら けいじ ともき はやと あき かず よしき
ふみ りゅうと たいけんの子

二年 四人
四年 十人
五年 四人
六年 一人


19名参加


やや少な目の人数


しかしながら高い集中力を最後まで持続させたとても良い練習になった。

指導者である我々が暑さに負けそうになるなか、ここ最近で一番気温が高い日に一番頑張って練習に取り組んでいた。

金曜日のお説教がまだ残っているのか、はたまたお盆休み明けの練習でテンションが高かったのか、それらを全て含んだ結果なのかは分からないが、意欲に溢れ、ハードワーク+アイデアを出して全てをこなした。


人数が増えてもこの雰囲気を保てる様に今日練習に来た子が中心になり、もっと声を出して、気持ちや考えを言葉にして(間違ってても構わないから!)今日の雰囲気を出来るだけ維持しよう!

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県内の松戸市、船橋市など、近隣からも多くのお子様が参加しています。どうぞお気軽にご参加ください。

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監督の石島です。親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。

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