2013年がスタートし早10日が経過しました。

今年は例年以上に良いスタートが切れたと感じています。

初蹴りからまだ一週間しか経過してないんですが6年生は既に殆どの子がトップコンディション。

他学年も多少コンディションのばらつきはあるものの良い感じの雰囲気を纏い、活動に参加してくれています。

明日から6年生親善大会がありますが、過剰な意識が働かなければ子供達は彼等らしいパフォーマンスを見せてくれるでしょう。

年末、年始、うちほど練習をしたチームは無いと思いますからね(^_^)v


6年生にとっては残り2つしかない市内大会ですが、それは今に始まった事ではない。

私は常に

【これが最後の試合】

と思って挑んでいる。

【次がある。未来を見据えて】

と言うのは自らの考えの部分。

【最後…】

と言うのは主に気持ちの部分を指します。

最後と言うと語弊があるかもしれないが、一瞬一瞬を燃やし尽くす事が大事だし、私自身が全力を尽くす事を格好良いと思っているんです。

全力と言うのは知力体力精神力全てをその1試合に注ぎこむ事だと私は定義します。

結果はその1プレーの積み重ねでしかない。

また、ある意味サッカーは試合前の準備の段階で勝敗の9割は決していると私は前から思っている。

即ち、勝敗と言うのは戦う直前にはほぼ決まっている、極論で言えばそんな認識を私は持っているんです。


【ここ一番!】

で活躍出来ない選手は勝負弱い。

そして私の論理から言えば勝負弱いと言うのは準備不足である。

じゃあ、何に対して準備不足なのか。

それは相対的なものも大きい。

自分がかなり努力しても相手がそれを上回ればやはり厳しい結果になる。

勿論努力に対する工夫や、正しい履修、積み重ね、継続性も 無視出来ないが、やはり練習量には及ばないだろう。

そう考えると活躍出来る選手とそうでは無い選手も既にほぼ決まっていると言って過言ではないでしょう。

本人の意思で沢山練習して来た選手程強い選手はいない。


5年前、親善大会の決勝を視察したが、優勝したチームのエースは誰よりも練習していたのを思い出す。

そして昨年度より、全国の舞台で活躍している。

また、彼以外の選手も様々なレベルでサッカーに取り組んでいる話を耳にする。

こういうと結果論に聞こえちゃうかもしれないが、その【彼等】は、低学年時に勝てなかった相手に勝って優勝した事を付け加えておきたい。
 

東日本大震災から約2年が経過しようとしている。


今朝の朝刊に掲載された記事で


【スポーツの力】


と題し被災地のいまを伝えてくれています。

記事の中である復興支援団体の代表の方がショックを受けた事が私にも同様の衝撃を与えた。


この復興支援団体は盛岡出身の代表者が高校時代に一緒にプレーした鹿島アントラーズの小笠原選手と共に震災直後から支援活動に取り組み、衣料などの物質を送ったりサッカー教室を開いたりして来たそうです。


その中である少年との言葉のやりとりに私がショックを受けてしまいました。

この代表者がある少年に

『練習頑張れよ』

と声をかけたのだが返って来た言葉が


『頑張りたくても場所がないんです』


と。


瓦礫の撤去がすすみ仮設商店街が整備されると物質は行き渡り始めたが学校の校庭や公園などには仮設住宅が優先して建てられたのです。

学校では仮設住宅の脇に出来たわずかなスペースを使い部活動が行われている。

また夫が亡くなり残った子供を養わないといけない女性もいる。サッカーボールを買ってとさえ言い出せない子供もいると小笠原選手がコメントを載せています。


もう2年なのか、まだ2年なのか私には分からない。

少なくとも市川に住む私には現在震災の影響は全く感じられないし、震災時の恐怖も忘れかけているのが本音だ。

人類は様々な困難に直面し乗り越え今の繁栄があると思うがそれは並大抵の事では無いと日を追う毎に感じる様になって来ている自分がここに居ます。

努力する事、頑張る事はとても大事だが、それよりももっと考えなくてはいけない事、いや、感じなくてはいけない事があると改めて思いましたし深く考えさせられる記事でしたね。





私は大事なものを見失ってないかな…



遠くを見る前にちゃんと目の前を、足元を見てるかな…



ちょぴり不安にもなった3月9日の土曜日でした。

たまにこの監督日記について感想を言って下さる方が居る。

正直、とても嬉しい。

しかも最近は閲覧者が安定し、少しづつ増えて来ているので書き込みにもつい力が入ります(笑)



今日のタイトルですが、この日記を読んで下さる方に感想を言って貰える時にちょくちょく言われる言葉なんです。


そして付随して言われるのが

【私は好きですよ】


私は…


何時もこの【私は…】に何か引っ掛かるものがありますし、また、ある意味ここに意味を見いだして日記を綴っています。


私の根本には

【自分の関わる周りの方々にとって何が必要なのか。そして自分は何が出来るのか。】


と言う考えがある。
私が意見や考えを出す事で何かしらのプラスになるものをもたらしたい、そう想い批判も含め世に出しているんです。


そういった部分では、私を嫌う人を居ることを承知してやっている訳です。

好き、嫌いは仕方ないですからね。

どんな人にも好き嫌いはあるし、どんなに考えて人に好かれようと努力しても、そういう人が嫌いな人も世の中には存在する。

自己表現とはそういう事だと私は捉えている。


主観的な部分もあるが事実を告げる事は余程の押し付けで無い限り必ず人のプラスになると信じています。


さて、今後の日記のテーマをここで発表したいと思います。

興味ある方は順を追って、そして掲載期間は区々なので気長に、そしてある程度頭の中で整理、区別をして閲覧頂きたいと思います。


■今考えている日記のテーマ


①部活とクラブチームの違いについて


②サッカーの保護者の話


全てオープンにする事で色々な解釈を生み、また、議論される事を期待しています。
 

タブー視されていると思われる話しをあえて勇気を持って日記にします。


反動が怖いですが、(反撃してくる?笑)そういう人はきっとこの日記を見てないので、【弱者】の方々に是非知って欲しい、そういう内容になると思います。



昨今は一億総評論家時代と言われていますがサッカーの世界も例外ではない。

情報溢れる社会になり、その情報を正確にキャッチし、言い方は悪いかもしれないが、【操れる】人が大きな力を持つ、そんな嫌な部分がある時代にもなっていると感じて久しい。

サッカーの世界もアマチュアからプロへ、学校体育から社会体育へ移行し始めたのがこの20年の流れだろう。

この流れは止まらないし、正しい方向だと私は信じている。
いや、正しいかどうかは分からないが世界を見渡しても間違いない主流の流れだと思う。

だからと言って学校体育の根絶を願っている訳ではないですけどね。

私は学校体育ど真ん中世代でしたから。


さて、そんな時代背景もあってか最近サッカーグランドでは、

【保護者が官僚的、影の監督的】

に振る舞う姿を多く見かける様になった。


今も昔も親が子を思う気持ちは一緒で、サッカーの試合で懸命に我が子を応援する保護者は沢山いますが、酷いチームになるとベンチの反対側(保護者応援席)が指示を出しまくり、相手チームに罵声を浴びせ、試合をコントロールする姿を見かける事少なくない。


だいたいそういうチームを見るとベンチとは反対の事を応援席側で言ってるし子供達は応援席側の指示に従ってイライラしながらプレーをしている姿を良く見る。

これは指導者として許し難い言動だし、見ているだけでとても不快である。


子供のサッカーでは百害あって一利なしです。


まずはそういう保護者について考えてみた。


何故あんな事をするのか?


黙っていろとは言わないが(人間だし思わず口に出てしまう事は誰にでもある。)ずっと指示やらなんやらを出しっぱなしってのは如何なものか。

それが子供やチームにとって良くない事だと理解していないのだろう。

即ちそんな事(チームや子供のサッカーについて)どうでも良いと考えてる人が平気で問題行動(当の本人達は問題だと思ってないが、その人達以外の周りはわかっている)を起こすのだろう。

そういった人達の酷い言動は試合時だけには留まらない。

他チームの親を巻き込み自分のペースに巻き込み心を乱す作戦?に出る。

私は試合会場で他チームの子供と話をする自チームの子や相手チームの子に文句を言う時がある。


『今チーム活動中なんだから話すなら大会が終わってからにしてくれないか?友達でも今日は対戦相手だよね。もっと試合に集中しよう。』


私は保護者も同様だと思う。

本当の友人ならそれくらいの事(サッカー活動中は話をしない)理解してもらえますよね。

そうではないなら、話しかけられるのは舐められてる証拠なのでしっかりバリヤーを張った方が身のためです。


たかが少年サッカーでも子供達は真剣に戦っていますから私達大人側もそういった姿勢を見せないと理屈が成立しない。

特に勝ち負けしか考えてない、チームの事なんかこれっぽっち(言葉ではチームの為と言ってるがそんなのは嘘!!)も考えてない人が平気で暴挙に出る。


そう、私から見たら暴挙ですね、指示出しまくって、グランド外でも暴れる保護者の方々の言動は。
昔はそういった人達は

【天然】

だと、平和主義の私は思って来たが、どうやらそんな感じでは無さそうです。


そんなタレント、テレビで良く見かけますよね(笑)


本当、自分で言うのも何ですが人が良い私です(^_^;)


でも自チームはともかく、他チームの人を根拠無く信じるのは良くないので(だからと言って敵視し過ぎるのも自チームの子供に良くない)アンテナはしっかり立てておかないといけませんよね。


でもそういった暴挙に出る保護者も学年が上がれば上がるほどおとなしくなるのも事実で、低学年時はそういった保護者の後押しで勝てますが高学年になればなるほど、更に中学生や高校生になればなるほど通用しなくなります。

しっかり個人の基礎を身につけ地道に努力し、心を育んで来た子供やチームにはかなわなくなるんです。

子供の世界だけどごまかしは通用しなくなります。

フォルマーレの保護者には、自分が教えて来た子の保護者には何時も言っています。


【今は負けても後に追い抜く、またはいい勝負出来る様に作って行きますから。今は個人の基本が大事。そして本人達のペースもある程度大事。守備を構築したりチームとして戦うやり方を教えれば今は勝つけど後で伸びない。まあ見てて下さい。】


もう一度言います

保護者が指示を出したりグランド外で暴挙に出るのはごまかしです。

そういった事をされた同じチームの子供達はプレイヤーとしての末路がただ一つ。

サッカーを好きにならない、即ちプレイヤーとして成長しないと言う事です。


他のチームの人間としてはある意味ライバルが減り、有り難いのかもしれないが私はそう考えない。

ある程度の能力がある子供を持つチームの保護者がその様に変身してしまうからです。

逆に言えばそういうチームは保護者が黙るだけで強くなると思うし、それだけ言うなら監督をやれと言いたいですね。

それなら辻褄はあう。

それに平気で指示を出したりする保護者は指導者を馬鹿にしていると言い切って間違いない。

同じ指導者として、なめんなよと言いたい。


まあ私から見たら馬鹿親だと思ってるからお互い様なのかもしれないですけどそれに巻き込まれるそのチームの指導者や、他のお子さんが可哀想過ぎる。



じゃあ今後保護者は(自チーム、他チーム問わず)どの様にしていったら良いのか。

様々な角度から自分なりの意見を次回日記に掲載しますね。

本日の日記。

今日の活動は6年生支部大会順位リーグが百合台小にて、3~5年生の練習が河川敷Gにて行われました。

支部大会では敢闘賞を獲得。

受験から帰って来たメンバーを加え新たな取り組みをスタートさせた6年生だが2勝1分で4チーム中1位と言う成績でした。

モチベーションの難しい大会だったが例年より期日が伸びた事で、ほぼ全員が参加出来たのは良かったですね(^_^)

3月20日にはまだ招待大会があるので中学生サッカーに向けてまた頑張って練習して行きましょう☆

練習組は体調不良などで参加人数は少な目でしたがかなり濃い内容の練習が出来たと思います。

選手自身のリクエストもあり、少人数の切り替えの速い連続した動きのメニューを約50分近く行った。

その後変則的なゲームで運動量やタフさを求めたが練習でやった部分が数多く出て(子供達はちょっと辛そうにしていたが)ハードに動きながらも質も高くプレー出来ていたと思います。

疲れるし激しくやる相手にイライラしてしまう子も居る中多少体力的に余裕のある子がサポート、カバーし、コミュニケーションを取りながらゲームを作っていたのでその部分に納得しましたね。

全体が

【頑張って走る!意図したプレーをする!連続したプレーをする!】

と言う雰囲気になり、ちょっとめげちゃう子もその雰囲気につられてその子なりに頑張っていましたね。

やはり全体(1人1人の取り組む意識!)の雰囲気作りはとても重要だ。

願わくば主力選手のマークをもう少し厳しくするとか、苦しい時こそ声を出すとか、そういった事もして欲しいし、これから要求もしていきます。

明日は人数が揃いそうなので時間通りきっちり練習し、翌週からの試合に備えていきます。
 

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新年度スタッフの話を掲載しましたが、ここで改めて各スタッフの紹介をしたいと思います。


◎福地達也 28歳

コーチ
元市川FC10番
少年時代その天才的なセンスを見た、元Jリーグ監督から母国に連れて帰りたいと言われたエピソードを持つ。 優しく、状況把握能力に長けたコーチ。
チームワークを重んじ、選手を盛り上げることが非常に得意なタイプ。



◎早津周 33歳

臨時コーチ
少年時代元ナショナルトレセン
習志野高校でも活躍 現名古屋グランパスの玉田選手などとプレーした経験を持つ。
私やパパコーチの教え子でもある。
独特のサッカー観を持つ。


◎木滝大輔 20歳

アシストコーチ
フォルマーレOB
中学時代から審判資格を持ち現在は専門学校に通う学生。
彼の人柄や責任感、献身性を高く評価しています。


◎田中麻貴 20歳

アシスタントコーチ 元村田女子高
全国女子高校サッカー選手権大会2年連続出場
元千葉県選抜
現在は駒澤大学に通う学生。
彼女はあらゆる状況を素早く判断し的確な行動を取れる才女。



◎岡本一歩 23歳

アシスタントコーチ フォルマーレOB
百合台SC出身
帝京平成大学に通う学生。
高校時代から指導者に興味を持ちアシスタントコーチをしていました。
物事の整理が得意で彼に任せておけば上手くまとめてくれる。
真面目だけど冗談も分かるナイスな青年。
宴会部長的な側面も持つ。



◎パパコーチ

臨時コーチ
少年サッカーの様々な経験、実績を持つ クラブや選抜では無い1少年団を千葉県、東関東制覇に導く。
そういう意味では市川、千葉県では突出した実績だろう。
私の実の父である。

そして私石島と、アドバイザーの石橋氏(元システムエンジニア会社社長)がチームを支えています。

様々な年代、経歴を持つスタッフが子供の指導に当たっています。

とてもバランスが良く、小、中学生を指導するに辺り充分な実績、経験、また陣容だと思います。



自慢のスタッフ紹介をさせて頂きましたm(_ _)m

それでは!!

サッカーの評価基準。

野球と違ってサッカーはデータだけでは評価が難しいスポーツだと昔から考えている。

例えば今、

【世界1のプレーヤーは誰?】

とアンケートを取れば9割位のサッカーファンはメッシかクリロナを挙げると推測出来る。

じゃあ2位は?

となるとかなりのプレーヤーの数が挙げられるのも間違いないんじゃないかと思う。

また、メッシやクリロナ以外のプレーヤーを1位に挙げる人も少なくないとみる。

彼等の様な超絶プレーヤーでもその様な評価ですから、サッカーの評価ってのは本当に難しいし、ある意味とてもシンプルな物なのかなと考えてみる。


見る人各々の評価基準があり、それがその選手の評価になるのだが、全ての人に分かり易い判断基準はやはり

【ゴール出来るかどうか】

なのは間違いないだろう。

20年前、西ドイツにローター・マテウスと言うプレーヤーが居たが彼は晩年ディフンダーを努めたが世界で相当な評価、当時ではナンバーワンプレーヤーの評価を受けていたと思う。

かつてイタリアにフランコ・バレージと言う名ディフンダーが居たが同じディフンダーでもマテウスまでの評価はなかったと思う。

もう少し古くなるとマテウスと同じ西ドイツにフランツ・ベッケンヴァウアーと言うディフンダーが居たが彼も当時世界ナンバーワンの評価を受けていたと覚えている。

バレージとマテウス、ベッケンヴァウアーの差は何か。

ゴール出来るかどうか。

それしか無いと思う。

正確に言えばバレージもゴールは記録してるが、あまりそのイメージは無いしゴール数はそんなに多くないはずだ。

前回ワールドカップではチームが4位のウルグアイ代表FWフォルランがMVPだったのも記憶に新しい。


何がいいたいか(笑)と言うと、キーパー以外、どのポジションの選手もゴール出来るか出来ないかは評価基準に大きく関係してくると、私は考えているのです。

詳しくはここでは掲載しませんが(私の教える子供達や保護者には伝えます)キーパー以外全員ゴール出来る選手を揃えたチームが最強だと思うし、万人に評価を受ける選手だと思ってる。


後の評価はそれこそ評価する側の趣味になってしまう事は否定出来ないですね。

嫌な話に聞こえたらごめんなさい。


でも私達大人は評価する側でもあると思うのでその自覚を持って物事にあたるべきだとも思う。


そういう意味で捉えて欲しい。


ちなみに私が考える現在の世界ナンバーワンプレーヤーは…

スペイン、バルセロナ所属のイニエスタ選手です。


理由はこれもうちの人達だけにお教えします☆






メッシは?







同率1位です(笑)



ちょっとずるいかもしれませんが、この辺でお開きにしたいと思います(^w^)


それではまた。
 

教える、教わる。

嬉しい事に小学生の体験練習応募の連絡が後を絶えない。

それも地域を限定しない感じで、昨日25日も5人来て下さった。


昨年辺りから体験に来る方々が一様口にするのは




【基礎からちゃんと教えてもらいたい】



……


何でも、保護者の方々が言うには



【ゲームばかりやらないで練習をきちんとしてくれる、基礎からちゃんと教えて貰えると聞いています!!】


と有り難いお言葉が。



まあぶっちゃけ言うとゲームばかりする指導は手抜きですね、指導方針と言う名の下の(笑)


20年前、指導を始めた頃は主に中高生を見ていた自分は、基礎技術と言うものをやや勘違いしていたかなと思う。


【サッカーは教えるもんじゃなく自由に自分で考えてやるもの】


しばらくの間、そう信じて指導にあたっていた。


ある一定の基礎技術があり、能力も高い選手達ならそれなりの効果がある指導方針だと思うが基礎技術が出来ていない選手に対しては何の効果も無いと分かり始めたのは指導を始めて10年を過ぎたあたりか。



【教える】


と言うフレーズに対し以外にも?嫌悪感を抱くサッカー指導者は少なくないと感じる。


そこには幾つかの側面がある。


①教えられない

②教えられる状態にない

③教える対象や状況を履き違えている

④教える部分を勘違いしている



かく言う私もジュニア年代の監督をするまでは理解出来ていなかった部分が多い。


逆に中高生までに基礎ができていないと

【何でこんな事も出来ないのか?】

【ジュニア年代で何を教えて来たのか?】

とジュニア年代の指導者や指導環境に責任転化していたのを思い出す。

恥ずかしい限りだ。

能力の高い子が集まり、ちょっとサッカーを知っていれば伝えられる事を子供達に伝え、成果が出るといっちょ前の、一端の指導者になったつもりで居た過去の自分……


言い方は悪いかもしれないが今のサッカー界を見ているとそういった風潮が目に、そして耳に入って来るようになった。

昨日チャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグでドルトムントに敗れたものの超1流の指導者、監督であるレアルマドリードのジョゼモウリーニョは過去下部組織、育成年代の指導をしていたのは有名な話だ。

メディアを通して感じられる彼の偶像と指導者としての力量、考え方には天と地程の格差がある。


やはり育成年代で卓越した手腕を発揮出来る指導者はトップレベルでも通用する。(彼の指導ビデオを見たがとても勉強になる!!)


教える事が出来る指導者はカテゴリーを選ばない。


そういった側面から、最近問い合わせを頂く理由について、話を耳にする度に自らの指導に自信を深めています。


数年前にあるJリーグの試合のアップを見て愕然としたのを思い出す。

プロの選手がトラップ一つまともに出来てなかったしパスもめちゃくちゃ……


そのチームは現在下部リーグで低迷している。


今少年サッカーを見ていても強いチームでもパス、コントロールが出来ていると感じる事は少ない。

ドリブル一つ見ても意味が無いドリブルが多い。


当然アイデアなどは出せる訳が無い。


あるのは能力だけで感覚だけでやっている自己満足サッカーだ。


ある意味よくある話ではありますけどね(能力ある子は最小限の練習や自分流でそこそこの結果を出せるから正しくない習慣が身に付いてしまう事は多々ある)


まあ究極的に考えるとスポーツは自己満足で帰結するかもしれないが、(笑)高い次元での自己満足にして欲しい。

チームの為に、人の為になる自己満足に。






教わる気持ちのある選手、学べる力のある選手になろう。

プロリーグ発足20周年。

Jリーグが出来て昨日15日(水)に、20周年を迎えたそうです。


思いの他、自分は感動があった。


何に感動したのか…


昨日の日刊スポーツに、FC東京の石川選手の記事が掲載されていたのを見た。

石川選手は20年前の昨日、Jリーグの開幕戦をスタンドで観戦していた、普通の小学生だった。

そんな彼が中学生になり、Jリーグ発足と同時に出来た下部組織に入団し、その後のエピソードが書かれていました。




自分は、その時何をしていたか…


遠い記憶を辿ってみた。



当時20歳だった自分は、これから自分の人生をどうしたいのか、悩みながらもある方向に向けて歩み始めた時期でした。

13歳頃に自分に向いている事に気がつき始め、14歳時には既にある少年サッカー大会でコーチとしてベンチに座っていた。

そして16歳になった時はサッカーの指導者になりたいと夢を描いていた自分…

ただ、その道のりも平坦ではなかった。
20歳で悩んだ云々ってのはその道のりが険しいものだとその当時なりに自覚し、自問自答を繰り返していた時期でした。

こんな半端な自分が人を教えて良いのか?

人と話すことすらままならない自分が、様々な人達と出会い、上手くやっていけるのか?


指導者をやりたい気持ちと現実の狭間で苦悶していたのが自分の20歳頃でしたね。

先に書いた石川選手ではないが、彼は17歳時、トップチームには上がれない、君はプロにはなれないと上の人から言われたそうです。


私も当時関わるあらゆる人達から


【お前は指導者無理だ】


と言われたのを思い出した。(笑)


まあ、今の自分が過去の自分と出会っていたら皆さんと同じ事を言うだろう(笑)


でも社会ってのは上手く出来ている。

志とちょっとした才能(特徴)があれば、活躍出来る場所があるのだ。


プロの指導者と言っても就業形態は様々だ。

監督もいればコーチもいる。

メインコーチもいればアシスタントコーチもいる。

それぞれが全て必要なのがサッカーだと思う。


それぞれに役割があり担当出来る場所がある。


そこから自分をどう成長させて行くか、また成長させてもらえるかが非常に重要だ。


人はとやかく2極化する傾向がある。



【理想か現実か】


私はどちらも必要だと思うしどちらも真実だと考えている。

理想が無いとつまらないし、現実がないとやっていけない。

このバランスが大事だし、ここに個性が生まれると自分は考えている。


そして出会いも。


Jリーグが出来て20年経過した今、日本サッカーを祝う気持ちと先人への感謝、そしてちょびっとだけ頑張って来た自分を褒めてやりたい、そんな想いが交錯した1日でした(*^o^*)

5月28日(日)

西日本が梅雨入りした。

関東の梅雨入りも近いですね…

さて、チームの方ですが、春の忙しい時期が終わりに差し掛かり夏への準備、秋の大会に向けて大事な時期に差し掛かろうとしています。


夏が苦手な私にとってこの時期はあまり気分が優れない(苦笑)


暑いのがあまり好きでは無いし、喘息の持病があるので高い湿気や高温は血管が収縮し喘息を引き起こす原因になるからなんです。


息苦しいので疲れも早いし疲れが取れない…


喘息持ちの人は共感して頂けると思います。


特に湿気が身体に応える。


体調が万全では無い影響もあって、夏にはあまり良い思い出が無い自分ですが、すこぶる調子が良い時があったこともある。



河口湖に合宿を張ると調子が良かった。
体調が万全では無いので采配や練習もイマイチ良くない私の夏ですが、河口湖に合宿行ってた時期だけは全てにおいて調子が良かった。

緑に囲まれた自然豊かな河口湖近辺は湿気も少なく真夏でも夜は冷房、扇風機無しで、いやそれ所か上着を着ないと寒くて寝られない位気温が下がる。

私的には文句のつけようが無い気候条件である。


全てを気候のせいには出来ないが、影響が大きいのは確かだ。

でもエアコンが苦手でもある自分は冷房を浴びっぱなしもキツイ。


ある程度無理の利かない年齢になって来たので夏のスケジュールを上手く考え、頭を使って夏を乗り切りたいと今様々な角度から思案中です。

取れていて使用しないグランドの開放や、休みの日のトレーニング方法。

創意、工夫を自分達で出来る材料を与え、皆が集まった時に集まった時にしか出来ないことをやる様な形に持っていければ…


これは夏のスケジュールだけの話ではなく、スキルアップ、レベルアップに必要な考えじゃないかなと思ってます。




梅雨、夏前に気分がやや落ちているサッカーチームの監督日記でした。p(´⌒`q)

ストレス。

昨日は久しぶりにストレスを感じた1日になった。

感情が揺さぶられる振り幅の大きい仕事だとは思うが、昨日は本当に心にドスンと来た。


フォルマーレはやる気さえあれば誰でも入れる市民クラブと言う一面もあるのだが、各カテゴリーや学年によっては様々なバラつきがあるのは特徴の一つだ。

最近チームへの加入を希望して下さる方が増え、大変有り難いし、嬉しく思っていますが、人数の多い学年に集まる傾向があり、ある意味とても憂いている。

2、4年生に加入希望者が多いのですが、私達の指導方針、レベル、人数によって、ただ人が入れば良いと言う感じではなくなって来ているのです。

別に人数が多いチームを揶揄してる訳ではないが、人数が多い分指導者は大変だし、現実問題、面倒を見切れないのも真実だと思う。

この部分は保護者と、チーム側には大きな隔たりみたいなものがある気がします。

うちの考えでは、4年生は、後1~2人。

2、6年生は後3~4人。

1、3、5年生は足りない。

こんな状況です。


特に4年生については、新しく加入させるのはなかなか難しい状況になってます。

現メンバーを大事にしてあげたい気持ちも強い。

また初心者が入るには相当な覚悟と練習量が必要だとも思う。

また5年生の加入もなかなか難しい。

こちらも初心者が入るには相当な覚悟と努力が必要です。

5年生には高い潜在能力を持つ選手が在籍してますし、 下の学年がレベル高いので、初心者は下の学年に上手い子が多いのに途中で気がつき(レベル的についていけなくなる)、辞めて行ってしまう事が多いのです。

2年生はまだ半数が初心者なのでレベルは問題ありませんが、やる気のレベルは高いので、技術が無くてもやる気さえあれば大丈夫ですかね。



その辺りを体験に来て下さる保護者の方に正直に伝えないといけなくなってるのが昨日のストレスですね。

フォルマーレが良いと思い、意欲満々で体験に来て下さる保護者の方々やお子さんを見ると、真実ではあるがそれを伝えるのはなかなか厳しい。

でも言わないと後で余計に傷つくし、サッカーを辞めたり嫌いになってしまうので、先に正直に言うことにしています。

状況が合わない方々にはスクール生への加入をお勧めしています。

まずここで基本を覚え、レベルを上げて、チームに加入するとしたらそこから…

既にそういう状況の選手は各学年に複数存在します。


昨日の練習を見ていても非常にレベルアップを感じ、メンタル面の成長が著しい4~6年生ですが、その半面、我々の趣旨と実情の摺り合わせが難しくなって来ています。


またそのスクール自体も応募が多く、連日の様に加入者が居る有り難い状況なんですね。

全員見てあげたい気持ちはあるけど出来ない…


ある程度categorizeしないといけないのが今のフォルマーレの現状です。

変わりたくないけど変わらなくてはいけない部分もある…



欧米の様なスポーツ文化を醸成するにはまだまだ時間がかかりそうです。


それではまた。

レールを作る人とレールに乗る人。

人はレールを作る人を尊敬しレールに乗る人を軽視する傾向にあると思う。

所謂、

【2世】

なんかは最たる対象かな。


サッカー界においてのレールとは何かと言うと簡単に言えばプロ化前とプロ化後に分けられると思う。

プロ化するためにサッカー界に尽くした人達がレールを作った人。

その後発展に寄与してきた人達をレールに乗った人。

2分化する。

と、仮定する。


恐らく、両方こなすのは不可能だと思うし、人にはそれぞれ特徴があるから、自分はどちらが似合うかはちょっと想像してみると面白い。


私は

【レールに乗っている人】

だと自己分析をする。

【レールを作った人達】

に対してのリスペクトは半端じゃない。
憧れとか羨望とか、敬う感情表現は色々あるが、そういう人達に出会うと口が聞けなくなる位固くなる自分が居る。

皆さんの周りにもレールを作ってくれている人、そういうタイプの人物は必ずいる。

自分はそういうタイプの人達を尊敬してるので、レールに乗るタイプの自分を客観的に見ている。

見るようにしている。

例えば私の監督するフォルマーレも創造した人、形を作ってくれた人が、人達が存在する。

開拓者は何時の時代も素晴らしい能力と志を持っている。


でも…


だからこそ、私の様なタイプは、理解を深めないといけない。

未来に向けてバトンを受け渡すのはレールを作った人達。

私はバトンを受け取った人間。

所謂、繋ぎ役が、自分の最たる役割なのである。

開拓者が作り上げたものをどの様に発展させるのか、真の目的からぶれないで継続させる事が出来るのか。

日々考えて行動する事がレールに乗っている人達には要求されていると感じる。

安住してはいけないのだ。

そして自分が行う事について、より深く理解しないといけない。

サッカーで飯が食える世の中になったが、レールに乗っている私達はその現状を勘違いしてはいけない。

また開拓者は、そのクラブの代表者だけを指すものでもない。

日本のサッカーは学校体育から発展し今があると私は考えているが、日本にサッカーを根付かせた、志ある先生達の努力も私は忘れたくない。

今、定年を迎える先生達の労力は計り知れない。

子供を取り巻く環境の変化。

サッカーを含めスポーツが大好きな子供達のプレイ環境や指導者の配置。

指導者のレベル。

指導者達の生活環境。

まだまだ日本サッカーがやるべき課題は多い。


一番の課題は自分の世代の指導者のレベルが低かったり、数も足りてない所だろう。

我々がしっかりしないから更に下の世代の指導者がイマイチピリッとしない。

人数だけは多い我々の同世代だが、有能な人材は居ると思うのでそろそろ自分の事ばかり考えてないでサッカー界や子供達の為に頑張ってくれる同志が増えてくれる事を願っている。

やってる人はいるけど絶対的な数は足りない。

若い世代の指導者はサッカーで食えるのを当たり前と思ってるし、先人達に有り難みを感じてるなと思える人はあまり見たことない。

結果が悪いと直ぐに辞めるし、自分の状況が悪くなると自分の都合だけで辞める。


嫌なら辞める。

幸せな環境に全く気がついていない証拠だ。

それは私達世代の責任だと自分は思う。
勿論自分も含みますがね。。。




危機感ばかり募ってる休日の昼の一時から監督日記をお送りしました(-o-;)

鹿島合宿二日目

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VS リベルダート

6対0

雷雨で中断後のゲーム。

15分ハーフに変更しました。

駿斗が5点、康平がやっと得点が取れて6対0。

相手が既に2敗しているので色々試す事が出来る試合になった。


しかし相手を舐めたプレーがチラホラ見られ(弱いやつ程そういう時に前へ出たがる)チームとしての形と言うか、サッカーとして成立していない内容が続き珍しくかなり怒りましたね(怒)

大差で負けてる相手と言うだけで相手を見くびり、個々で勝手にプレーをやりだすのはまだまだ未熟な証拠だ。

小学生で未熟なのは 当たり前だが、子供の頃から人を舐める人間は大人になっても変わらないと思うし現実として見てきた。

性根を叩き直して次の試合、明日に繋げたいと思います!

興奮して

なかなか寝付けない日々が続いています。

特に試合前日の夜は寝付きが悪い。


サッカー、コンフェデレーションズカップ2013ブラジル大会が行われてますが、日本が強豪相手に戦う姿を待ちわびていた自分。


現在、2戦を終えて2敗の日本代表だが、試合そのものは充分に堪能している。

内容とか結果を越えて、感慨深く試合を観戦している自分がいます。


昨日のイタリア戦は観戦していて久しぶりに感情が揺さぶられた。

なでしこジャパンがワールドカップ決勝を戦った以来の興奮を覚えた。


試合そのものもエキサイティングだったし、個人的にかなり応援している香川の活躍、また、あのイタリアに日本のサッカーで攻め込む日がくるなんて子供の頃は夢にも思わなかった。


イタリア、ブラジル、ドイツと3大サッカー大国に対し日本が試合をするイメージすら無かった自分の少年時代。


未だに限られた国しかワールドカップを制覇していないのだが、数々の強豪もさる事ながらイタリアとガチンコで戦う日が来るとは当時ではイメージすら出来なかったかもしれない。

昨日のイタリア戦、恥ずかしながら香川のボレーで2点リードした時、頭の中が真っ白になった(笑)


まあ想定外ですよね、間違いなく。


何故か、ジョゼッペ・ジャンニーニや、パオロ・マルディーニ、アルベルティーニ、スキラッチ、ロベルト・バッジオ、レンティーニ、ドナドニ、バレージ、ディノバッジオ、など、自分がテレビで見ていて憧れていた面々が走馬灯の様に頭の中を駆け巡った。

なんか死ぬ前みたいな話だが(笑)本当の話し。


その遺伝子を引き継ぐアズーリ。

カテナチオ、ファンタジスタ、ストライカー、そう言ったサッカーの代名詞とも言える名称や戦術を覚えたのもイタリア代表の影響だ。


現在はスペインの台頭があり、フランスやイングランドもかなりの強豪国だが、自分の中ではイタリア、ブラジル、ドイツはやはり別格の存在なんです。


若き自分がサッカーを愛し始めた大きな要因の一つがセリエAでありアズーリなのは間違いないです。
守備のチームと言いながら大会得点王を取る様なゴールハンターやファンタジスタを輩出し続ける懐の深さ。



そんな相手に日本は技術で魅せたし日本の特徴を出して戦ってくれた事に自分はかなり満足している。


甘いと言う人は居るかもしれないし志が低いと思う人は居ると思いますが、一方で自分はかなりの現実派なので、現在の日本代表がおける状況を理解しているつもりですので、今はこれで(イタリア戦の内容)良いと考えているんです。


この繰り返しと精査がチャンピオンへの道筋だろうと思う。

あのスペインですら、この様な時機を20年近く費やしたと認識している。

無敵艦隊と言われながら勝負弱いと言われていた数年前までのスペイン代表。

そこにトレスやビジャの様なストライカーが現れタイトルを取れる様になった(安易な表現に受け止められるかもしれないが、ここにも深い歴史や考えがある)と思う。

ビジャやトレスの前にラウルが存在した事も忘れてはいけない。

タレントは確かにいつ生まれるかは分からないが、チーム構成を考えたり、育成をしていくのはある程度計算出来る事だと自分は考える。


トレスはゴール以外あまり何も出来ない。

ビジャは左サイドが主戦場だ。

またスペインにはサブに凄い選手が控えている。(ダビドシルバが控えなんて信じられない!世界の上手い奴10人選べと言われたらかなり上位に入る実力者だと自分は思う。)


でも日本には日本の文化にあったタイプの選手育成が必要だ。

バロテッリやメッシは日本では育たないと思うし、ネイマールや、クリロナも…
しかし違ったタイプのアタッカーや、センターバックが育てられると思うし日本独自のアタッカー、センターバックが出てきた時に初めてワールドカップが狙えるのかなと自分は夢見ている。


これは独自な考えだが、オリックスの糸井や相撲の稀勢の里、あんな規格外の体格を持つアスリートがサッカーを好きになったら面白いと思うし、清原みたいなセンターバックがいたら強いだろうなとか、体操の内村航平みたいなバネのある選手がいたら誰もついていけないだろうなとか夢想しています(笑)

また、これは語弊があるかも分かりませんが遠藤選手みたいに特別な身体的特徴が無くてもサッカーを熟知し、強い気持ちを持った選手が何人も現れた時日本は相当強いチームになってるハズだ。

ジョビンコが途中から出てきて得点を奪って勝ちに結びつけたイタリアの様に…

身体的特徴の強い選手に幾つかの武器を持たせ、そうでは無い選手にサッカーを熟知させる。


ともすれば身体的特徴のある選手は勝つためにしか起用しなかったり、または真逆にその特徴を全く違う方向に使ったりするのが今の日本の大多数の育成。

身体的特徴の無い選手は切り捨てるのも今の日本育成の現状。


何をしても同じだと思うが、成果なんてのは直ぐに現れないし、現れたとしたらそこまでの過程に弛まない努力をした人々が周りにいるのは間違いない。

結果を出した人の、直接的に成果をあげた人の功績なんてたかがしれてるのだ。
さあ、このレベルまで来た日本代表だがここから先に行くのは大変だ。


一端下がる事もきっとある。

ワールドカップに出られない時もきっと来るだろう。

嫌な話だが。

人間は忘れる、失敗を繰り返して成長する生き物である。


ただ悪い歴史は繰り返してはならない。


柔軟に、でも先も見据えて、毎日を外連見なく過ごしていきましょう(*^o^*)

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JAカップ

鴨川サッカー場にて
VSルキナス ブルー

結果:1対1
PK負け

コメント:残念ながら敗退してしまいましたが、

【闘う】

【ストーリーを作る】

【相手を戸惑わす】

場面は多々見られたと思う。


風悠のアイデア溢れるFkや、誘うドリブル、慎の抜け出しやポストプレー、凜や翔太の個の強さ、光希やあきのスピードや守備の嗅覚は強い相手にもひけを取らなかった。

上記以外の選手は能力の部分で苦しい部分は沢山ありましたが、連携と気合いで僅差のゲームを演出しましたね。

全日本千葉県大会で上位の相手に押される展開でしたが、随所に良さを出せたし、何より集中力が切れず声を掛け合いながら戦った事を私は評価したい。


力のある相手に勝つチャンスがあった際どいゲームが出来た事、狡猾なゲームを展開した事を誇りに思います。

負けると

外野は忙しくなるのは当たり前かな…




サッカー、コンフェデレーションズカップ、ブラジル戦。

我が日本代表は結果、内容共に完敗を喫した。

自分の率直な感想は、


【これはある程度仕方ない敗戦、内容だよな…】


と言う日本代表側の感想と


【随分と戦術的だな】

と言うブラジル側の感想、2つに別れた。


2つの感想の比重はトントン。


今日発売されていたエルゴラに小見隆幸さんのコラムが掲載されて居たが、小見さんは


【文化の違い】


とこの試合を評価していたが、自分も色々な戦評や記事をみたけど、自身の思いや考えに一番ピタッと来る言葉に感じた。



【文化の違い】



即ちサッカーの考え方や積み重ねて来た歴史、スポーツに対する国民の捉え方、 などが国民性が出る、違いが出る、それがサッカーのスタイルなどに影響すると思われるが、単に強いとか弱いじゃない、奥の深い問題が差になって結果として現れた、その様なものだと自分は解釈した。

日本代表はコンディションが最悪だったと思う。

最終予選が終わり直ぐにコンフェデレーションズカップ。

これは当事者でなくとも相当キツいのは容易に想像出来る。

スケジュールはわかっていた事だと言う人は、ある意味なにもわかってない人だと自分は思う。

イタリア戦に向けて一番やらなくてはいけないのは反省や修正では無く休み事だと自分は考えている。

強いと言われるチーム、選手でもコンディションが悪く力を発揮出来ない事はサッカー界では良くある事じゃないかな。

ましてやブラジル相手にアウェイで初戦なんて、拷問に近いスケジュール(^_^;)

今回については、敗戦、内容が悪い事はある程度仕方ないと自分は考える。

自分的には充分想定内の内容、結果だった。


ただ、思っていたのと違ったのはブラジルのサッカー。


見ていて



【つまらなかった】



ブラジルのサッカーをつまらないと思ったのは初めてかもしれない。

ほぼパターンが限定されてたと思う。

あれではスペインやドイツと戦ったら勝てないのでは?

と思った。


コンディションが悪く、個人能力で上回る日本相手ならあの戦いをすればまず負けないと思うが、アーリークロスとカウンター、前線からプレスが出来なければ素早く自軍に引いてブロックを作る守り。

それだけを90分やっていた様に見えた。

ただ、ブラジルの凄いのはそのタイミングを全員が共有していた所。

自分は個々の技術よりも、この部分に凄い差を感じましたね。

今は全体で引く。

ここはカウンターで行く。

こうなったらアーリークロスが来るから中に人数をさく。

その切り替えや判断が物凄く的確に見えた。

まるでヨーロッパのチームの様な…


そのやり方の中にネイマールやオスカルと言う異分子が入り彼等を生かした戦い方をする。


自分にはそんな風にブラジルが見えた。
まあヨーロッパでプレーする選手が大半だから当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが…


そういった状況の中で日本代表はそれなりに戦えたと自分は見ている。

香川のターンやスピード、長友の攻撃参加、内田の対応、などはもっと評価されて良い、かなり通用していた部分じゃないかなと感じた。

前田も戦う姿勢が良かったし、岡崎の飛び出しや清武のパスも相手を脅かしたと思う。


1試合駄目だったからと言ってあまり悲観し過ぎたり全てを変えようとしたり、誰かに責任をなすりつけるのは絶対に得策ではない。

闇雲に信じるのも良くないが逆にあれ以上出来る何かがあれば教えてほしいし、じゃあ今までの取り組みや育成が悪いのかと言えばそうではないと自分は考えている。

変えるのでは無く学べばいいのだ。


少しずつ。


1人の時間は限られてるが、サッカーに時間の制限は無い。

この矛盾を埋めない限り、更なる日本サッカーの進歩は無いだろう。

日本サッカーに革命は必要ない。

変化も必要ない。

必要なのは、協力と積み重ね、そして想像する事だと自分は思う。


それではまたm(_ _)m

春の大会スケジュール。

春のスケジュールが全て終了し(4年生千葉県大会も後2日を残すのみ)夏から秋にかけての大会に気持ちも新たにトレーニングをしているチームが多いのではないでしょうか。


フォルマーレも例外では無く、春の素晴らしい成果を自信に後1ヶ月弱トレーニングを積み重ね、夏、秋の大会に向けて準備しています。


最近痛切に感じるのは、



【子供が練習に取り組む意識】



についてです。


練習でやった事が本番に出るものだが、これがなかなか理解させるのに苦労している。


子供の成長には時間や経験が必須ではあるけど、やはり自分自信がやる気になる、向上しようとする意識が無いと、なかなか上達しない、伸びないのが本当の所ですかね。


その点、意識が強い、サッカーに対する意欲の強い子は、自然に学びとる力がその他大勢の子より優れていると言うか何事においても前向きである。


本人の資質もあるだろうし親の教育、チームの指導者が影響している部分もかなりあるだろう。


勿論そういった子にも出来ていない部分や欠点みたいなものはある。

だがその欠点を何とかしてあげたいと指導者に思わせるのも、意識が強い子の特徴だと思う。


そういう子を育てたいなら、大人は我慢と工夫、そして自らが志を高く持つことがポイントになると思う。


ちょっと自慢になりますが、私が指導に関わった子は、(最低2年は継続的に関わらないと意味はないかな)必ず上手くなっているし、レベルアップをしている。

勿論自分の行った成果だけではないが、大きく影響をもたらすことが出来ていると思っている。


私が素晴らしい力のある指導者に指導者として自然と教わり今がある様に、私が指導に携わった子もその系譜を継いでいる。


20年前には分からなかったが今になって感じるのは指導の奥深さや、時間のかかる事や、本当の指導者は目立たない事だ。


当たり前の事を当たり前に出来るようになっている自分を省みると、出来るようになったキッカケに必ず指導者の陰がちらつく。


何か、上手く行かなかった時に指導者の言葉が頭に過ぎる。


指導者とはサッカーのコーチだけではない。




サッカーの指導を始めた頃に偉大な指導者に教わった一言が今も胸に響いている。



【指導の成果は早くて4~5年、普通は10年かかる。成果を焦るなら指導者は辞めた方が良い。それは本質とかけ離れている。指導者と言う職業は目立たないものだ。目立ちたいならやはりこの仕事はやるべきではない。】



当時から深い意味があると感じては居たが理解はしていない自分がいた。


今は大分分かる様になって来たが実践は難しい。


また時代の経過と共に、変化させないといけない部分もあるだろう。


バランス感覚みたいなものは指導でも必要な時代になっていると思う。


現在は


【この結果はこうだからこうなって、あの影響が大きかったし、この部分はこうだよね】


みたいな(笑)

ある程度の解説が必要なのかもしれない。

豊かな時代なので何も無いときは細かい情報が沢山身近に感じられ自ら気がついてそれを栄養に自然に育って来たが今は違うだろう。


何もしなかったら何も得られないのが本質じゃないかな、今と言う時代は。


ただ、下らない情報ばかり散乱してるからそこから安易に情報を取り、取り入れる。


これこそ本末転倒だと自分は思う。


ネット社会の闇の部分だ。


賢さより洞察力が必要な時代になったと思ってます。


それではまた。

第2試合目!

VS マリノスホワイト


8対2


槙の大爆発で内容以上に差がついたゲームになりました!
決定力の差が点差になっている感じで、1本目はピンチもチャンスも同じ位あったと思います!

これからホテルに帰って洗濯やお風呂、夕食です!


1日目の順位


①勝点6 フォルマーレ

②勝点4 アントラーズ

③勝点4 マリノスブルー

④勝点1 マリノスホワイト

⑤勝点1 鴻巣FC

⑥勝点0 リベルダート


上位3チームが最終日上位リーグへ進出。
 

昨日

マリノスカップを終えたばかりの4年生がマリーナさん、ワンダーキッズさん5年生チームと練習試合を行った。


勿論翔太は居るが由唯はお休み…

強豪相手にマリノスカップで見せたプレーが本物かどうか、見極めるには絶好の相手だった。

人工芝で酷暑の中行われたゲームでしたが、かなりのパフォーマンスを見せてくれたと思います。

中盤から前の個人、チームの動きはマリノスカップより更に良くなり、後ろも翔太が上手くバランスを考えてくれた部分は大きいが、サイドバックのポジショニング、1対1の対応、逆サイド、キーパーのカバーなど、大分出来るようになり、マークの意識も随分上がって来ている。

特に良かったのはキーパーのかっぽん。
この日も決定的なピンチを4回は止めていましたね。

相手と駆け引きが出来るようになっているのが今の彼の実力だと思う。

個人的には指に力を入れられるキーパーは優秀なキーパーだと思っている。

PK練習でもスーパーセーブを見せるなど、彼本来の?強さがプレーで表現出来る様になって来ている。

これは木滝コーチの練習による所は大きいかな。

コミュニケーション能力が高いタイプのコーチなので、経験は浅くとも良い意味で子供と目線も近く、子供主導型の練習が今の所は彼にあっている。

ディフェンス陣との連携も良くなっているのも心強い。

昨日は沙介や元汰も頑張っていたな。

元汰は3年生だが身体能力が高く、5年生相手にもパワー負けしない。

ただまだサッカーを知らないし(当たり前か)基本技術が低いので粗さが目立つのだが、合宿でポジショニングを大分覚え、経験を積んで、少し冷静にプレー出来るようになって来た。

沙介はひょうひょうとした理論派タイプなのだが、頑張りが目についた。

彼みたいなタイプが頑張るってのは指導者として非常に嬉しい。

泣けるくらい。

賢いので理解度も高く、早ければ教えた直後に悪い所を修正出来たりする。

繰り返し教えないで済むから非常に有り難い存在だ(笑)


攻撃陣はまだ持ちすぎな面は否めないが、この時期はまだそれくらいの意識で良いだろうし、ようやく横のドリブルが出来る様になった、そのレベルなので(翔太や風悠は全方位自在にドリブル出来る)もう一段レベルが上がったら、パスや動きの練習を沢山入れて行こうと思う。

5、6年生はちょっとコンディションにバラつきが目立つかな。(金曜日の練習を見たり昨日の翔太の動きを見ると)


これからお盆に入り、活動参加状況もまちまちの状態だ。

まあ百合台招待も1ヶ月前に色々あって、ばたついている中でいるメンバーが団結し、主力がチームを引っ張り優勝したので、この感覚が彼等なのかもしれないが、全日本千葉県準優勝のマリーナさんが出場してくる松木杯は、かなりレベルが高くなってしまったので、過度な期待は出来ないかなと個人的には感じている。

またこの時期のサッカー少年は微妙な心理状態の子が多く、自チームのサッカーだけに集中するのはかなり難しい、まとまるには指導者の舵取りが非常に重要になる、そんな大切な時期だと思う。

過去に見ても6年生夏以降のパフォーマンスや結果は必ずしも力のあるチームばかりが上位に名を連ねていないと思うし、あのチームが…

と言うのも良く見る傾向にある。


チーム内の空気を読みとり、先も見据えながら、後半年の活動で一つでも良い試合が出来るように、頑張りたいと思います。

ヤクルトの

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宮本選手が今季限りで引退する。

実は野球も大好きな自分は、昔から特定の、好きな選手を見つけると毎日新聞に目を通して結果をチェックしたり、その選手の記事が掲載されていないか気になって仕方がない位なんです。


宮本選手も好きな選手の1人で、その彼の引退試合の記事に感銘を受けて今日記を書いている。


昨日、ヤクルトのバレンティン選手が本塁打記録を60本の大台に乗せたが、インタビューで彼はこう言ったんです。


【宮本選手にプレゼントする】


60本の大記録達成に


【この日(宮本の引退試合)にとっておいた】


とバレンティンに言わせたのである。


言えるバレンティン選手も流石。



やはり歴史に名を残せる選手はハートも頭も一流だ。



バレンティンは

【正しくない事をした時、正しい事を教えてくれた。日本で成功する全てを教えてくれた】

と話し打撃のアドバイスは勿論気分が乗らずプレーが雑になった時などタイミング良く声をかけてもらった。


【お前の記録の為に試合をしているんではないんだよ】


【お前がいないとこのチームはだめなんだ】


時になだめ、時に諭してくれた宮本の存在は確実に大記録の支えになった。(以上読売新聞から抜粋)



こういった関係ってのはホントに素晴らしいし、宮本のチーム愛や、野球に対する真摯な思いが伝わってくるエピソードだと思う。


しかもアドバイスが絶妙。


彼の様な選手に、ああ言われたら、怪物の様な外国人も(笑)聞かざるは得ないだろうし、自分に対する期待や愛情も感じ、反省するにも違いないだろう。


そうなれば結果は自ずとついてくる。


自分も宮本選手みたいな素晴らしいアドバイスが出来たら良いなと(T_T)


状況、感情、全てを考えて、相手に伝わる言葉のチョイスの大事さを考えさせられた話でした☆

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