6月16日(月)
何が残念って選手のコメント同様に、日本チームらしい戦いが全く出来なかったと言う所が本当に残念に思う。
コートジボワールは両サイドがかなりワイドに開き、そこにボールを集める形で、真ん中でボールを取りたい日本は前からプレスをかけなかったから香川選手や岡崎選手が守りに引っ張られ、なかなか攻撃に行けないと言う感じだったと思う。
あの展開で本田選手は良く決めたし、最終ラインはギリギリの所で抑えていた前半でした。
後半も展開は変わらず、寧ろ調子の良かった本田選手へのマークが厳しくなり、八方塞がりの状態になると、更にそこでドログバの登場(^_^;)
2トップに変えた相手チームへの対応に四苦八苦しているうちにゴールされ、さらにパニック状態の日本は失点をそれ以上しない様にするのが精一杯で、チャンスを作れないまま終了のホイッスルを聞くことになってしまいました。
やっぱり日本は相手に押し込まれると厳しい。
カウンターが出来ないし、ボールを回せないと長友選手や内田選手が上がれないので攻めに厚みが無く前線が孤立してしまうから連動性も出せない。
更に積極的な姿勢が無く、慎重に?なっていたのでは尚更自分達の形が出せなくて、チャンスを作れないのも仕方ない事だったかもしれません。
元々コートジボワールがああいう戦い方なのかは知らないが、両サイドを高くワイドに張らせて、途中から2トップに切り替えるなど、日本チームにとってはやりづらい形だった事は見逃せない事実だとも思う。
サッカーってパズルみたいな所があるし、選手のメンタル面もかなり重要なスポーツだから、その2つが噛み合わなければ内容も結果も手にするのはなかなか難しいですよね。
日本の場合は2列目の選手が攻撃の核なので彼等が守備に追われてしまったらアウトなんですよね。
結果論だろうけど自分なら2トップにして両サイドの守りをケアしながら、2トップとトップ下でカウンターをしかけたら面白かったんではないかと思った。
前の3人で連動してボールをキープしてサイドの上がりを待つ、縦パスのターゲットを二つにする。
前から追い込んでサイドで奪う。
それが昨日の相手チームにとって、一番嫌な形だと思う。
でもそれは今まで積み重ねて来た日本チームのサッカーでは無いですけど…
3バックのテストに時間を削くらいなら2トップをオプションとして準備しておいて欲しかったですね。
同じ戦術でも、幅を持たせられると思うから…
まあでも、負けた時は色々不満や課題は出るモンです。
弱点を晒してしまったので、この先どう修正するかですね。
個人的には
1トップ本田選手
トップ下香川選手
右岡崎選手
左大久保選手
で行くしかない、それしか無い様な気がします。
キーパーは西川選手で。
香川選手に自由を与え両サイドは守備を頑張ってもらう。
南アフリカの時と何も変わって無い気がしますが…(笑)
ボランチの一枚は必ず攻撃に加わって貰って1人は縦の侵入や速攻を許さない。
前からプレスをかける今まで通りのやり方なら前は大迫しか居ない気がするけど、その場合は香川選手はプレスバック程度の守備役割にしてあげて、長友選手を一つ前に出してディフェンスラインをスライドさせるとかね…
ウイングみたいに香川選手を前に残すのは有りだと個人的に思っている。
その場合の左ボランチは山口選手かな。
役割がかなり増えるけど。
次に戦うギリシャも日本を研究してサイドに起点を作ってくると思う。
そしてヤバいのはそこからクロスボール。
リスクを侵さないで日本にとって一番危険な形はそれだろう。
縦の放り込みはセカンドボールの対応はし易いけど横からのボールは可能性が倍になるからポジション取りは難しくなるし相手の方がでかいから怖さも倍になる(>_<)
まずはしっかり守備の対応は考えて、連動性のある攻撃や香川選手や本田選手の個の力に期待したい所です。
外野はとやかく言うモンですが(笑)選手が悔いなく思い切ったプレイが出来る様最後まで自分を信じてやり切って欲しいと心から願ってますm(_ _)m