たまにはチームの事も日記に書こうかなと思います。
夏休みの行事も残すところ後一つとなりました。
まだまだ残暑厳しいですし、バーモントカップもありますが、この夏休みを振り返ると大きな成果を感じています。
それは何かと言うと…
【大人側の成長】
です。
親として、監督として、コーチとして…
チームに関わる
【大人達】
の成長、変化を感じる事が多くなった。
チームと言うのは組織を構築していく中で大変な労力が必要ですし、壊れるのは一瞬と言う硝子細工みたいな側面があると思う。
即ち、やってはいけない事と、続けて努力しなくてはいけないことがある。
結果が出ない、見えてこない中でこれらを構築していくのは本当に大変なことだ。
1人1人が頑張ったり工夫しなくてはいけないのは確かだが、自分だけではどうにもならないのも
【チーム】
言ってはいけない言葉かもしれないが、勇気を持って伝えるけれども
【そんな事も知らない】
大人が多くなったのも現状ではないだろうか。
最初から社会性のある物事の分別、判断のつく子供なんていないが、自分が何も教えなければ、最後まで身につかないのが社会性だと私は思う。
【野に放ってその人達に教わって学べば良い】
と考える人が多いみたいだが、これはとんでもない迷惑で横柄な話だ。
その前に最低限の事は自分で教えろと。
教えてあっても出来ない場合がある訳だから。
フォルマーレはそれが出来ていると言いたい訳ではありません。
少なくともサッカークラブとして、サッカーも教えるが、育成年代を預かる社会人として、社会の1グループとして、やらなければならない事があると感じているんですね、私は。
常にそういった意識でサッカーと子供達と関わろうとしています。
【フォルマーレ随分良くなってるね!】
社交辞令が大分含まれていると思いますが、最近他チームの方々やサッカー協会関連の人に言われる事が多くなってます。
【良いサッカーをしてる】
とも言われます。
私的には
【強いチーム】
とだけ言われるより数段嬉しい。
一番良いのは強くて良いサッカーをしていてチームも良くなってるねと言われる事ですけども(笑)
更につけ加えれば
【あの子、面白いね】
と選手の可能性を見いだしてくれる事かな。
徐々にですがそういう声も遠巻きに感じ取れる様になって来ました。
勘違いかもしれませんが(笑)
でもこれって指導が良いとか監督が良いとか選手が能力あるとかそんなんじゃなく、
【大人】
がどう考え、行動しているかなんじゃないかな。
子供は大人を見て育ちますよね。
ある時駅の階段を横一列になってお喋りをしながら凄く遅いスピードで人の流れを断ち切っている、お母さん達の集団がいました。
それを見た子供達の中の1人が、
【大人ってさ、子供に注意するけど自分が出来てないよね】
と鋭い言葉を私の前で発しました。
【…】
【確かにそうだな。ああ言う感じの人ほど人に迷惑かけるなとか言うんだろうな】
と返答したのを覚えています。
私自身もその子の言葉がグサリと心に刺さりました。
その人達が悪いと言う話ではなく、意識の問題を言いたいのです。
子供って(私達もかつてはそうだった様に)大人が思ってる以上に大人を見ている、感じている。
あなたの息子、娘のプレーぶり、あなたにそっくりですよ。
それではまた\xF8\xC6