私は教員の方々と縁があると言うか、可愛がってもらえる事が多い。
因果関係があるかは立証しづらいが、私の教えた子達は、選手としてと言うより指導者として活躍したり歩みを進める子が目立つんです。
教壇に立って教鞭を振るっている(古い表現かな?) 子や、目指している子も昔から今も変わらず耳にする。
日本のサッカーはまだまだ文化として、スポーツ文化として歩みを始めて間もない、よちよち歩きの赤ちゃんみたいなもの。
今までの(現在も色濃い)日本サッカーは学校が主体となってサッカーを、サッカーが好きな子供達を支えて来た。
今の若い指導者や先生(私も含む)が想像もつかないような努力や工夫、そして忍耐があったと思う。
そして多くのボランティアの方々にも支えられてきた。
今やプロリーグがあり、クラブチームも沢山出来て、子供達がサッカーをやる環境は、選択肢は増えた。
芝生のグランドやフットサル場も全国各地で併設され、私が子供の頃から比べても素晴らしい環境の変化、サッカー文化の醸成が成されていると感じます。
その一翼の主たる部分を教員の方々が支えて来て今がある。
実は私は一時期教員資格を取り先生となって子供のサッカーに関わろうと動いていた時期がある。
教育実習を何処でやるかを考える時期に縁があり、あるクラブチームに声をかけて頂いて、半年間熟考を重ね、教員としてではなく、プロの指導者として生きて行こうと決めて今に至ります。
その時22歳。
誘われたからいきなりその話に乗っかった訳ではありません。
現柏レイソルAAの代表の方、浦安SCのGM、カネヅカSCの元代表の方々にお世話になったり指導者になる事を勧められた事もこの世界にチャレンジしようと思った後ろ盾になりました。
教員になってサッカーを教えようとしていた時期に出会った人達の影響も大きかったです。
当時所属していた船橋FCでは現在クラブチームや高校チームの代表や監督さんをやってる方が多く、色々とお世話になりました。
その時関わった方もやっぱり教員が多かったですね。
立場上、矢面にされる事象の多い【先生】達だが、サッカーをしてる先生達の情熱や度量の広さ、そして管理能力は、これからのサッカー界にも必要不可欠で、私達若い指導者にとっても見本として君臨していて欲しい。
【今まで支えてきた先生達】
がね。。。
現場を去る先生達の話を聞いて寂しく、そして危機感を抱き始めた今日この頃でした。