半年くらい前の日記に現5年生の成長について記したものがある。
【彼らは(現5年生)後半年位で今の6年生の様にいい状態になる】
経験や期待感から出た言葉ではありますが、想像していたより早く、あるレベルまで子供達が達していることに昨日気がつきました。
支部大会順位戦が9日(土)雨天の中行われたのですが彼らは明らかに今までと違っていた。
プレーの内容、プレー以外の部分を注視していたのですが大きく変わった部分が一つ。
それは
【サッカーに対する意識や認識】
言葉にするとちと固く、難しく感じてしまうが簡単に言えば
【みんなと一生懸命サッカーしよう!】
【チームでサッカーをするんだ!】
という言動が最初から垣間見れた。
それが天候やグランドの影響も大きかったとは思うがプレー内容にも反映された。
結果は2分けでしたが、菅野戦の後半、KI戦の前半は素晴らしいサッカーを展開できたと思う。
今回、吉兆とタイトルにしたのは、じゃあこれから全ての試合がいい内容になるとかそういうことではなく、身についてきたものを感じ、それが実力と思える部分があったので今後に期待が持てる、今日の様な内容の試合が多く見られるだろうという意味での吉兆なんです。
あのサッカーは彼らのサッカーで他学年とはまた少し違うパス回しであったり、攻撃の形。
ようやく一人だけでやるサッカーから脱皮し、チームを意識しながらプレーできるような技量や意識に到達したことにより、個人の輝きも多く見られるようになった。
実はここが1番嬉しいのだ。
他の人にどう映るかは解りかねますが私は彼らが昨日見せたサッカーや個々の輝きは見ていてワクワクするような、また見てみたいな!と思うようなプレーが沢山見られたことです。
それでいてプレー内容には満足していても結果に不満があるという彼らの言葉を聞いて尚更嬉しくなった。
試合終了後のミーティングで俺は満足しているよと伝えたんですが子供達は充実した顔をしながらも
【あれだけチャンスがあったのにきめられないのはダメだよ】
【両試合とも、沢山チャンスがあるなかでたった1本決めるだけで勝てたのに】
と生意気な感想もちらほら。
監督としては
【しめしめ】
という感じでミーティングを聞いてましたよ(^^)
そういうチーム状態にもってくるのが指導者としては一苦労なのでね。
自分勝手ではない、
【自分達でやる!】
意識が出てきたことが吉兆そのものなのです。
昨日の試合内容や活動の雰囲気を続けることがこれから最も大事なんだと思う。
それこそ結果に左右されずぶれずに。
前記した試合内容は優勝した百合台より、予選リーグの百合台の試合よりプレーの内容は良かったと思う。
特に攻撃に入れた時のパス回しや崩しは凄いものがあった。
あれだけ完全に崩して決定的なチャンスをつくるチームは中々ないだろう。
少なくとも支部内では見たことはない。
是非自分達に、自分達のスタイルに自信を持ってもらい、後は少しサッカーの神様から運をもらって結果に結びついて欲しいと願っています。
結果に結びつかなくても昨日の様に色々とやってくれれば私は大満足です。
何故ならあれを続ければ確実に上手く、強くなれると確信しているからです。
誰がなんと言おうとも私は彼らのスタイルが好きですし、チャンピオンになるにふさわしいサッカーだと思っています。