目つきの悪い選手、口が悪い選手が気にはなっていた。
サッカーは
【いい子】
過ぎてもいい選手にはなれないと思うが、
【悪い子】
もいい選手にはなっていない。
少なくとも日本、私の周囲では。
私が思う、サッカーにおけるいい子とは=理解力の高さを指す。
悪い子はその真逆。
サッカーにおいて何が有益か、マイナスなのか、人間関係において何が有益で何がマイナスなのかが理解力の高い子ほどいい選手だと思う。
私自身もどれだけサッカーを理解出来ているかと言うと、
【出来ている】
と感じている監督、指導者に比べると足りない。。。
残念ながら私でも(指導歴20年)半分くらいではないかと推測している。
サッカー=人間社会 そのもの。
と考えている私は、トータルで理解出来てはいないと感じる。
即ち、まだ
サッカーにおける
【いい子】
ではないのだ。
【悪い子】
ではないと言うレベル。
サッカーをする子供達も同様に考える事が出来ると思う。
年齢に限らず
【いい子】
はサッカーが上手い。
理解力が高いから技術も高いし、試合で活躍が出来るから評価される。
私の嫌いな【悪い子】の中に、目つきが良くない子、口が悪い子がいる。
嫌いな子と言うより嫌いな現象と言うべきかな。
レベルが低い現象だと私は思う。
口が悪いのは言葉の選択が良くない。
そして優しさが足りない。
心に余裕がなく、上手く行かないことを他人に転嫁しているだけである。
目つきが悪いのは相手に対し憎しみがあるからその様な目つきになる。
本当にその目線を向けた相手が憎しみの対象なのであろうか。
レベルの高いチームや選手に【悪い子】は少ないし、いないと言ってもいい。
レベルの低いチームほど悪い子が多い。
稀に技術レベルが高く見えて悪い子が多いチームもあるが、私の知る限りではそういうチームから1流の選手は生まれていない。(日本代表クラスを1流とする)
そういうチームは選手にある特定の能力が高い子が多くそれをチーム指導者が利用して勝たせているだけ。
その指導者は私的に言うと悪い子だ。
そういうチームにわかっていて入る子や親も悪い子だ。
正解、不正解の話ではなく私が嫌いとか好きとか言う話ですがね。
そういう悪い子や悪いチームがあるから、それを反面教師にして育成が出来るメリットも私たちにはあるから。
昨日5年支部大会で全てのチームを観戦出来たが、百合台やフッチは良いチームだったし良い子が目立ったな。
見ていて清々しい雰囲気を感じたし技術的にもレベルの高さを感じた。
その日ベンチの一番本部側に座った人の力量だと思うし、子供達も素直な子が多いのだろう(後で双方の監督に話を聞いたところ、それでも自チームに苦言を呈していましたがね。)
菅野やKIはチームは強かったけど(少なくともうちよりは強かった)見ていて面白くなかったし、良いとは思わなかったし悪い子が目立った。
不思議とその様な順位にもなっていた。
うちは最下位に相応しい内容のサッカーだったし子供達の雰囲気だった。
本当、反省の言葉しか浮かんで来ない。
その点6年生は、レベルが一つ上だな。
理解力は高くないが低くはない。
うちの3、4年の成績が良いのは理解力が高い子が多い。
成績が良いからよい子が多いのではない。
その逆である。
ただ5、6年に比べ人数が少ないからその部分で今後苦しむとは思うが…
でも5年生だけが悪い訳ではない。
監督がちゃんとチームを作れてないし、コーチも仕事を出来ていない部分もある。
チャンスのある学年だから(他チームとの実力差は僅差)是非共栄光を掴みたいと思うし、良いサッカーをさせてあげたいと思う。
まずは悪い子の修正で、どれだけ良い子を増やせるかが今後の鍵になる。
チームの中心人物が悪い子ばかりなので(泣)
それとこれを見た保護者の方は、まず自分のサッカーの準備は全て自分でやらせる事と、サッカー活動中に勝手に子供に話しかけるのは止めて欲しいことを現場でその様な事を見かけたらお伝えください。
その様な行為は子供の自主性を奪い、チームの規律を乱しますから。
百害あって一理なしですよ。
監督からも言いますがここはチームワーク、保護者からもお願いしたいと思います。