昨日の百合台招待新6年大会で成果と今後の課題がハッキリしました。
フォルマーレトップチームである新6年を中心に新年度も頑張って行くのにはまずは6年から最高レベルに近づくべく、この様な取り組みを強化していきます。(成果の確認と課題の抽出によるレベルアップ)
■チームとしての成果
①ドリブル、ワンタッチコントロールが随分と板についてきた。
あのレベルで通用したのは練習の成果と言える。
②ディフェンスが更に良くなった。
拓磨、亮宏中心に佐川、堀内、市川と計算出来る安定感と組織力を見せてくれた。
もう一段階レベルアップしたら強い相手にもそう簡単に失点しなくなるだろう。
③メンタル的に戦う姿勢が出てきた。
特に叱咤激励せずとも自らのプライド、仲間、チームの為に身体を張れる様になって来た。
1年前が嘘の様に。
■チームの課題
①スタミナがない
決勝の後半は完全に足が止まってしまった。
あのレベルで優勝するにはもうひと頑張り出来るスタミナが必要。
②攻撃がドリブル突破がややラフに裏を取る攻撃に偏っていた。
特にドリブルが多く、判断の悪さはあのレベルになるとやや目立った。
周りを見てない、みれていない。
ある意味、技術全体的な不足とも言えるだろう。
東京中北や江戸川ウィングス、百合台はうちより確実に上手かった。
■個々の成果と課題
海晴
初日の出来は神懸かり的だった。
ドリブル、スルーパス、守備、どれをとっても抜きん出たものを見せていた。
ただ2日目は初日に比べると物足りない。
好不調の波が激しいのと、中盤でのポジショニングがまだまだ悪い。
精神的なムラを少なくしてポジショニングを覚えよう。
亮宏
基本をちゃんとやるようになり、技術のベースが確実に上がっている。
サイドバックから得点を奪えるのも流石。
冷静で視野も広く集中力が抜群。
課題があるとしたら攻撃時に周りとのコンビを合わせるくらいか。
彼と航介の両サイドバックはかなり利いていた。
航介
パパコーチが驚く成長を試合で見せてくれた。
『航介、あんなに良くなったんだ!実はフォルマーレが優勝したら航介を大会MVPと考えていたんだ!』
と大会終了後、私に興奮気味に話してくれました。(パパコーチは大会主催者)
私はそこまで思わなかったが、彼のプレーに安定感を感じていた。
安定感イコール実力。
フォルマーレに来てから約2年。
着実にそして飛躍的に実力を伸ばしています。
課題はあるが彼には言う必要がない。
既に本人が気づいているからである。
広和
迫力あるドリブル突破とスピード、抜け目なくディフェンスラインの裏を狙う目を武器に相手を恐怖に陥れていた様だ。 うちを見た対戦相手が広和をケアするのに戦い方を変えて来たくらいだ。
まだまだ不器用で基本が出来ていない彼だが、戦う姿勢や、抜け目無さは素晴らしいものがある。
肩に力が入る走り方を治せば今後もっと良くなるだろう。
陽
時折アイデアやテクニックを見せてくれたがまだまだ物足りない。
準決勝の得点は彼らしい素晴らしい得点だったが、全体を通しての活躍がない。 入部当時より走れる様になったし、パスも出来る様になっているが、主力選手と比べてまだ足りない。
技術もキレがないのでまず最初の課題はここかな。
スタミナと技のキレ。
広和や海晴は必ずマークされる様になる、彼のレベルアップが優勝の鍵になるだろう。
拓磨
完璧な出来。
流石の頭脳と戦う姿勢を見せてくれた。 彼レベルのディフェンスが4人揃えば真の意味でラインディフェンスが出来る。 パワーもありコミュニケーションにも優れる。
準決勝で相手FWと頭で激突したあのプレーは感動的ですらあった。
課題があるとすれば全てのプレーの質やスピードを上げていくくらい。
もっと周りに指示を出してもいいかな。
恒成
可もなく不可もなくそんな出来でした。 逆に言うとあの高いレベルで普通の出来て問題なくやれていたと言う事。
攻守に良く絡み、チームに貢献してくれた。
中盤では海晴同様、ポジショニングが良いとは言えなかった。
ここが課題かな。
堀内
目覚ましい活躍をしたと思う。
やや前目に出たときにまだ通用しない部分はあったが、ヘディングやしつこいマーク、身体寄せ、強さでかなりチームに貢献した。
真面目に練習して来た成果と、メンタル的に強くなったのが大きい。
課題と呼べるものはない。
今後も今のまま成長を続けてくれ。
健祐
まだまだこのレベルでは通用しなかった。
でも試合にはかなり出たので良い経験になったはず。
広和同様、走り方が悪いのでそこを修正するだけで変わると思う。
レギュラー目指して頑張って欲しい。
隆斗
ボールに絡める展開時は良い。
足元のテクニックに優れ連動性のあるプレーが出来る。
課題は2つ。
一つは守備。
守備が0に等しいからいくら上手くてもなかなか試合に出せない。
それと走り方。
広和、健祐と同じで肩に力が入りすぎ。 3人に共通するのが大股で力んで走るとこ。
絶対に治した方が良い。
維摩
集中力と安定感は流石でした。
ディフェンスラインとの連携もかなり良くなった。
フィールドを経験してGKとして一回りレベルアップしたと思う。
優秀賞をもらえたのもみんな納得な感じでした。
課題は特にありません。
本人が一番分かっていると思いますから。
龍太郎
一つ失敗したのは決勝で彼をボランチで起用しなかったこと。
海晴の横に彼を配置するだけで展開が変わったと思う。
海晴や恒成よりポジショニングが良い。 ただまだボールを持つ力と改善されつつあるが力強さはこのレベルだとやや足りない。
後少しだな。
勇人
非常に良く頑張っていた。
彼のセットプレーは驚異なはず。
彼も肩に力が入ってると言うか気負いがあると言うかもう少し力を抜いてプレーをした方がいい。
緊張感ある場面でもようやく力を発揮できるようになって来ましたね。
メンタル面も成長してます。
東吾
一番走ってたのは彼。
貢献度が高い選手の一人でした。
周りを見るのが彼の課題。
スピード、スタミナ、献身性は抜群なので成長を遂げて欲しい一人です。
俊希、倫太
残念ながら大会に来られなかった2人。
俊希は、使いたい、必要な場面が多々あった。
来れば良かったのに…
倫太は広和が不在時、鍵を握る存在かな。
ラインの背後を上手く狙えるのは広和と倫太だけ。
決勝で彼の出番があった。
2人が居たら優勝したかも…
以上
3月27日
記