選手達を頼もしく感じた練習でした。
練習仕上げのゲームをする時、選手にチーム編成を任せたり、やりたいポジションを聞いてやらせたり、様々な取り組みをしながら、成長を促進するコーチングをフォルマーレでは積極的に行ってますが、五年生が、大分コーチ達が描いているサッカーとイメージが近くなって来ていることが分かりました。
11人制ではまだまだ出来ない部分はあるが8人なら、まだまだボンヤリだが、チームでの動き、個をどの様に生かしたら良いかが分かり始めて来てますね。
今まで、攻撃面で4年生の方が技術やアイデアを駆使してグループでも個人でも良い部分を見せていたが最近は5年生も攻撃が上手くなって来ている。
ただまだバランスを取りながら攻撃出来ないので今の状態だとカウンターが得意なチームにはやられてしまいそうですが、ワンタッチで叩く所、個人技を使って良い所が、大分良くなって来た。
上手く行かないときのコミュニケーションや修正力も彼等なりに身につきつつある。
まだパスの優先順位が理解出来てない子や、単純にキックが出来ない子、トラップ成功率が半分くらいの子もいるが、連動する、仕掛ける意識、パスを繋ぐ意識、トラップをちゃんとやる意識、アイデアを出そうと言う雰囲気は、見ていて頼もしく感じるくらいだ。
6年生大会での経験を生かし、6年生のトップクラスのチームを見て
『あのレベルに後半年で到達しよう!』
とこの数ヶ月、試合がある度に子供達に伝えて来たが、どうやら子供達のハートに響いている様子蠇
既に自ら歩みを進めている(自立し始めている)選手も複数感じる様になった。
まだまだよちよちしてますけどね(笑)
他のチームを見てるとやらされてるチームが6年生でも多いし、戦術も自分達が理解して、気持ちを持ってやってると感じるチームも少ない。
私達が出来てるとは思ってませんが、目指すとこは、教える事と自立する事のバランスなので、これらが上手くシンクロすると、良いパフォーマンスとしてピッチで表現され、見ている人も気持ちが良いチーム(相手を舐めてたり、ふざけた態度、暗い雰囲気は論外)に見えるのではないかと思う。
それが魅力的なチームだと考えているし、そういうチームから人が応援してくれる様な選手が育つんではないかと思っています。
教え過ぎても自立しなくなるし、教えなさ過ぎても、良い雰囲気にはならない。
良いプレゼンテーションをして、みんなで一つのチームを作っていく。
継続しながらも新しい試みも取り入れる。
形に捕らわれないで行動をしつつも、マナーや、基本は押さえる。
笑いと引き締まった表情がバランス良く出てくるチーム。
気楽に話をしながらも言葉使いはちゃんとする。
ざっくばらんに話しながらも相手への尊重は忘れない。
選手は勝つ為に試合をするけど大人はそれに縛られない様に見守る強さを持つ。
強さだけに傾倒せず、柔らかさも取り入れる。
悲しい事や嫌なことから逃げず受け入れる姿勢も持つ。
無理はしないが努力は惜しまない。
未来を大事に考えるが今日も同じように大切にする。
現実も大事だが夢を見ることも重要。
攻撃的なサッカーをしつつも守備を疎かにしない。
守備をしっかりしながらもリスクを負うことを恐れない。
上手いけど泥臭いプレーも出来る。
周りも見えるし対人プレーも強い。
アイデアも出せるが、基本も甘くみない。
話を聞くことも出来るし伝える勇気やスキルもある。
君達、皆さんなら出来ますよ
(`∇´ゞ