昨日の練習時のこと。
『何かプレーの内容がレベル低い・・・・・』
高学年の練習を見てその様に感じた。
よく観察しているつもりだが原因が最後まで分からなかった・・・・
誰か気を抜いている訳でもない
ふざけてるわけでもない。
周りを見てないわけでもない。
練習の内容も目新しいものでもないしマンネリしたものでもない。
変化も少し加えた練習メニュー
やる気はある
話も聞いている
気候も別に問題はない
怪我人もいるわけではない
練習人数も多くも少なくも無い
調子が悪いわけでもない
なんか腑に落ちないまま練習終了。
最後の方は結構良くなったがそれも数人だけ・・・・・
そう、最後の所がポイントでした。
最後の最後にうっすら気がついて練習は終了。
後にスタッフとミーティングしたところ
『練習参加メンバーの実力差が離れすぎていた』
事が上手く行ってないなと感じた最大の原因だったと結論。
すなわち、練習のグルーピングと、私が行った練習内容がシンクロしなかったのである。
では私の練習のレベルを下げたほうが良かったのか。
否である。
むしろ練習のオーガナイズは高水準で、意識や動き、技量のレベルを出来ない子に合わせてしまった私の中途半端な指導が失敗の要因だったのである。
オーガナイズを高水準に合わせたならそれが出来るグルーピングをしなくてはいけなかった。
なんともピントが外れた指導をしてしまったのであります
優しさが悪い方向に出てしまいました。
『頑張ってるけど出来ない子。』
多分私に限らずそういう子はフォローしてあげたくなるのが大人の心情でしょう。
しかしサッカークラブとしてはそれだけでは駄目なのである。
『出来る子』
も遠慮なく際限なく伸ばしてあげる、悪い意味で気を使わないで思いっきりサッカーに打ち込む、そういう環境にすることも重要なのだ。
ここは少年団と大きく違う部分だろう。
特に今のフォルマーレに各年代でトップクラスの実力に近づいている選手が数名づついる。
彼らをトップクラスの選手にすることもクラブとしては重要なのだ。
うちの中ではトップの彼らも市川市全体や千葉県を見渡すと、5段階評価すると4位のレベル。
それが複数居るのが今のチーム状況である。
1は居ないし2が少ないのもうちの特徴だがオール3(平均点)のチームではつまらない。
チームは3から4位の実力だと思うが、トップクラスの子が1人でも『5』になれると、チームは4や5に近い実力になれるのではないかと考えています。
上手な子を競らせて、誰が突き抜けてくるのか楽しみに練習を観察していきたいと思います。