楽しい、ずる賢い、真面目。
ここ20年位、私を悩ませる言葉がある。
それがタイトルにある3つの言葉。
日本語に限らず、言葉と言うのは幾つかの側面を持っていると思う。
場面によっては誉め言葉にもなるし悪口や忠告になるなど、同じ言葉を使っても受け取る側の反応は様々だ。
タイトルに上げた3つの言葉。
全て気になって仕方がない言葉なんだが、最近スポーツ界で良く使われている
【楽しい、楽しむ】
にスポットを当てよう。
私の受ける感覚ではこの
【楽しい、楽しむ】
と言う言葉、ニュアンスは二極化していると思う。
日本人が使うと。
一つは非常に高い次元でスポーツを捉え、勝負に挑む心得を指していると思う。
もう一つは
【諦め】
勝敗を度外視し、ただ単にプレーを頑張れば良い、自分の思った事をやれば良い、結果に関係なく…
今や
【試合を楽しんでこい!!】
と言うのは試合前にかける言葉としてポピュラーになって来てる様に感じるが、私は、この言葉をかけるタイミングがあると思うので、子供には特に気をつけて使って欲しいと考えているし、昔から違和感を覚えていた。
誰しもスポーツを楽しむ権利はあるが、競技スポーツとして
【楽しむ】と
生涯スポーツとして
【楽しい】
は、随分違いがあると思っている。
両者を混同してはダメだ。
誤解を恐れないで言えば競技スポーツを楽しむには、楽しんで出来る位修練を積んだ人や覚悟がある人だけに許される物だと私は考えている。
生涯スポーツ《競技スポーツ
と言う訳ではない。
プロスポーツ選手でも15才まで本格的にスポーツをしないで、遊び感覚で色々なスポーツ遊びをしていた人も少ないが存在はする。
サッカーのプレーにタイミングが重要な様に人の成長もそれぞれにタイミングがあるから、何が正解で何が不正解なんてのはないだろう。
サッカーの指導者を始め、人を教える立場になってから直ぐに気がついたのは
【本人がやる気なければ何の意味もない】
と言う部分。
やる気の源になるのが
【楽しむ】
だとしたら、それは何か違うような気がしていた。
鶏が先か卵が先かみたいな論争になりそうだが(笑)私は好きだからこそ、楽しんでプレーをする!!
と言うのは理解出来るが、楽しみたいからサッカーをする!!
と言うのは解せない。
多分、サッカー少年の母親は大抵は後者だと思う。
少なくとも今は。
そのうち、サッカーを続けていれば変わって来ると思うが、(母親として成長するから)楽しませたいからサッカーをさせるのは、限界が来るのは早いと思う。
私は子供に
【楽しんでこい】
とはまず言わない。
ただ、笑顔になる必要性みたいな部分は問う。
実際、大人のそんな気苦労をよそに、子供達は遊びの天才だから、余程変な方向に行かなければ、【楽しんで】サッカーをする事は間違いない。
大人が勝手に結果ばかり考えて、子供の心を縛り、固くさせ、苛立たせているだけなのに気がつかない。
若しくは本当に諦めていて、悪い意味で区切りをつけてサッカーをやらせている可哀想な考えの方も中にはいらっしゃる。
まあその方々からすると、私の言っている事に興味や関心が無いのも事実ですがね…
でも勘違いして欲しくないのは、私の考えと違う人を嫌いだとか間違っている、悪だ!! としている訳でもってありません。
全て自分の子供達への愛情から来るものですからね。
それを否定するのはお門違いだ。
ただ、より理解して欲しい、歩みよって欲しい、聞く耳を立てて欲しい、その様には思っています。
一流のアスリートは、【楽しむ】事が非常に上手いと思う。
彼等はそれだけの努力や覚悟をしている。
彼等の【楽しむ】はとても意味が深い物だ。
それがタイトルにある3つの言葉。
日本語に限らず、言葉と言うのは幾つかの側面を持っていると思う。
場面によっては誉め言葉にもなるし悪口や忠告になるなど、同じ言葉を使っても受け取る側の反応は様々だ。
タイトルに上げた3つの言葉。
全て気になって仕方がない言葉なんだが、最近スポーツ界で良く使われている
【楽しい、楽しむ】
にスポットを当てよう。
私の受ける感覚ではこの
【楽しい、楽しむ】
と言う言葉、ニュアンスは二極化していると思う。
日本人が使うと。
一つは非常に高い次元でスポーツを捉え、勝負に挑む心得を指していると思う。
もう一つは
【諦め】
勝敗を度外視し、ただ単にプレーを頑張れば良い、自分の思った事をやれば良い、結果に関係なく…
今や
【試合を楽しんでこい!!】
と言うのは試合前にかける言葉としてポピュラーになって来てる様に感じるが、私は、この言葉をかけるタイミングがあると思うので、子供には特に気をつけて使って欲しいと考えているし、昔から違和感を覚えていた。
誰しもスポーツを楽しむ権利はあるが、競技スポーツとして
【楽しむ】と
生涯スポーツとして
【楽しい】
は、随分違いがあると思っている。
両者を混同してはダメだ。
誤解を恐れないで言えば競技スポーツを楽しむには、楽しんで出来る位修練を積んだ人や覚悟がある人だけに許される物だと私は考えている。
生涯スポーツ《競技スポーツ
と言う訳ではない。
プロスポーツ選手でも15才まで本格的にスポーツをしないで、遊び感覚で色々なスポーツ遊びをしていた人も少ないが存在はする。
サッカーのプレーにタイミングが重要な様に人の成長もそれぞれにタイミングがあるから、何が正解で何が不正解なんてのはないだろう。
サッカーの指導者を始め、人を教える立場になってから直ぐに気がついたのは
【本人がやる気なければ何の意味もない】
と言う部分。
やる気の源になるのが
【楽しむ】
だとしたら、それは何か違うような気がしていた。
鶏が先か卵が先かみたいな論争になりそうだが(笑)私は好きだからこそ、楽しんでプレーをする!!
と言うのは理解出来るが、楽しみたいからサッカーをする!!
と言うのは解せない。
多分、サッカー少年の母親は大抵は後者だと思う。
少なくとも今は。
そのうち、サッカーを続けていれば変わって来ると思うが、(母親として成長するから)楽しませたいからサッカーをさせるのは、限界が来るのは早いと思う。
私は子供に
【楽しんでこい】
とはまず言わない。
ただ、笑顔になる必要性みたいな部分は問う。
実際、大人のそんな気苦労をよそに、子供達は遊びの天才だから、余程変な方向に行かなければ、【楽しんで】サッカーをする事は間違いない。
大人が勝手に結果ばかり考えて、子供の心を縛り、固くさせ、苛立たせているだけなのに気がつかない。
若しくは本当に諦めていて、悪い意味で区切りをつけてサッカーをやらせている可哀想な考えの方も中にはいらっしゃる。
まあその方々からすると、私の言っている事に興味や関心が無いのも事実ですがね…
でも勘違いして欲しくないのは、私の考えと違う人を嫌いだとか間違っている、悪だ!! としている訳でもってありません。
全て自分の子供達への愛情から来るものですからね。
それを否定するのはお門違いだ。
ただ、より理解して欲しい、歩みよって欲しい、聞く耳を立てて欲しい、その様には思っています。
一流のアスリートは、【楽しむ】事が非常に上手いと思う。
彼等はそれだけの努力や覚悟をしている。
彼等の【楽しむ】はとても意味が深い物だ。